1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース4870

執行猶予中に微量の大麻を所持し再逮捕された大麻取締法違反の事例

事件

大麻

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

実刑判決

解決事例まとめ

大阪支部・弓場慧弁護士が受任した、大麻取締法違反の事例。被害者がいない事件のため示談はなく、最終的に懲役6カ月の実刑判決となりました。

事件の概要

ご依頼者は、以前に大麻取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けていた20代の男性です。執行猶予期間が始まってから約1年後、大阪市内の路上で乾燥大麻約0.163グラムを所持していたところを現行犯逮捕されました。ご本人は、所属するダンスチームの指導者から半ば無理やり大麻を押し付けられたと主張していました。逮捕の翌日、当事者のご両親からお電話でご相談がありました。警察から逮捕の連絡を受け、国選弁護人からは「再度の執行猶予は難しい」と伝えられた状況でした。しかし、ご本人が私選弁護士を強く希望しているとのことで、息子に会って話を聞き、アドバイスをしてほしいとのご依頼で、弁護士が初回接見に向かいました。

罪名

大麻取締法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

執行猶予中の再犯であり、実刑判決が濃厚な事案でしたが、弁護士は再度の執行猶予、それが難しい場合でも一部執行猶予付き判決を目標として弁護活動を開始しました。ご本人が主張する指導者からの強要を酌むべき事情として主張するとともに、薬物との関係を断つための具体的な更生計画を立てました。具体的には、大麻を売りつけてくる知人がいない地元へ戻る決意を固め、薬物依存の有無を確認するために医療機関を受診しました。また、起訴後には保釈請求を行い、SNSの利用制限やGPSによる監督を行う旨の上申書を提出した結果、保釈が認められました。保釈後は、公判での尋問に備えて、ご本人と何度も練習を重ねました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 被害者なし

弁護活動の結果

公判では、検察官から懲役8カ月が求刑されました。弁護側は、指導者からの強要があったことや、微量所持であること、今後の更生計画が具体的であることなどを主張しましたが、裁判所はこれらの事情を十分に酌むべきとは判断せず、最終的に懲役6か月の実刑判決が言い渡されました。再度の執行猶予や一部執行猶予を得ることはできませんでしたが、求刑よりは短い期間の判決となりました。起訴後に保釈が認められ、ご家族と過ごす時間を確保できたことはご本人にとって大きな利益でした。ご本人は、保釈中に十分な準備をして裁判に臨めたことから、実刑という厳しい結果ではありましたが、納得されているご様子でした。

結果

懲役6か月

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

大麻の関連事例

大麻所持で逮捕されたが勾留阻止、不起訴を獲得した事例

依頼者は、アパレル関係の会社を経営する30代の男性です。ある日、夫婦喧嘩の際に妻が警察に通報しました。駆け付けた警察官に対し、妻が依頼者の所持していた大麻(約0.2g)を提出したことで、大麻取締法違反(所持)の嫌疑がかけられました。依頼者はその場で大麻所持の事実を認める上申書を作成し、警察からは後日出頭するよう指示されました。依頼者には前科・前歴はなく、逮捕・勾留による身柄拘束で会社経営に支障が出ることや、起訴されて前科が付くことを強く懸念し、今後の対応について当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

職務質問で大麻所持が発覚、執行猶予中の再犯だった事例

依頼者は40代の会社員の男性です。過去に大麻所持の前科があり、その執行猶予期間中に再び事件を起こしてしまいました。ある日の夜、路上に車を停めていたところ、警察官から職務質問を受けました。当初は車内捜索を拒否していましたが、2時間以上にわたる押し問答の末、最終的に捜索に応じました。その結果、助手席の上から大麻約4グラムと吸引用のパイプが発見されました。警察の質問に対し、依頼者は動揺して自分の物ではないと否認してしまいましたが、後日鑑定の結果を待って連絡するとして、その日は逮捕されずに帰宅しました。執行猶予中の再犯であり、実刑判決を強く懸念した依頼者は、今後の手続きへの不安からご両親と共に当事務所へ相談に来られ、即日依頼されることになりました。

弁護活動の結果懲役10か月 うち2か月の刑の執行を2年間猶予

車内で乾燥大麻を所持していた大麻取締法違反の事例

依頼者は50代の女性で、会社役員として勤務していました。半年ほど前に繁華街で外国人から乾燥大麻を購入したことがありました。事件当日、元夫と音楽イベントへ向かった際、駐車場の車内で元夫に誘われて大麻を使用しました。その様子を通りかかった警察官に発見され、乾燥大麻約2.475グラムを所持していたとして大麻取締法違反の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の翌日には釈放され、在宅で捜査が進められていましたが、後日起訴されてしまいました。起訴状が届き、今後の裁判の流れや判決の見通しについて不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

自宅で大麻を所持していた大麻取締法違反の事例

依頼者は日本に留学中の20代の外国人男性です。自宅で大麻約5グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の容疑で逮捕・勾留されました。本件は、大麻の販売元が検挙されたことで、購入者であった依頼者の存在が発覚したという経緯でした。依頼者は過去にも、インターネットを通じて複数回大麻を入手していたとのことです。当事務所の弁護士が国選弁護人として選任され、弁護活動を開始しました。

弁護活動の結果懲役8か月 執行猶予3年

営利目的で大麻を譲り渡した大麻取締法違反の事例

ご依頼者の息子(20代・学生)は、営利目的で大麻を譲り渡した大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。被疑事実は、数か月前に都内の路上に停車中の自動車内において、知人男性に大麻約1.716グラムを代金1万3000円で譲り渡したというものです。ご本人は他にも多数の売買を行っていた大麻の売人でした。逮捕後、勾留と接見禁止が決定されたことを受け、今後の流れに不安を感じたご両親が当事務所へ電話で相談され、ご依頼に至りました。

弁護活動の結果懲役6か月 執行猶予2年