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  4. ケース5021

複数回の飲酒運転前科がある無免許・酒気帯び運転の事例

事件

道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

福岡支部・成瀬潤弁護士が受任した、道路交通法違反(無免許・酒気帯び運転)の事例。執行猶予付き判決を獲得し、実刑を回避しました。

事件の概要

依頼者は60代の男性です。過去に飲酒運転で複数回の前科(執行猶予付き懲役刑1回、罰金刑1回)がありました。本件では、免許がないにもかかわらず、前夜に飲んだ酒が残った状態で自動車を運転し、道路脇の側溝に脱輪してしまいました。立ち往生していたところを警察官に発見され、呼気検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出されたため、無免許運転と酒気帯び運転の容疑で在宅のまま捜査されることになりました。警察での取り調べを終え、今後検察庁から呼び出しが来ると告げられた依頼者は、同種前科が重なっていることから実刑判決を強く恐れ、執行猶予を獲得したいとの思いで当事務所へ相談に来られました。

罪名

道路交通法違反(無免許運転), 道路交通法違反(酒気帯び運転)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は実刑判決を回避し、執行猶予付き判決を得ることでした。過去に同種前科が複数回あり、そのうち1回は執行猶予付きの懲役刑であったため、実刑判決のリスクが非常に高い事案でした。弁護士は、依頼者の反省と再犯防止に向けた具体的な取り組みを裁判で示すことが不可欠であると判断し、受任後速やかにアルコール依存症の治療を開始するよう指導しました。さらに、真摯な反省の情を示すための反省文の作成、物理的に運転ができない環境を作るための自家用車の廃車手続き、そして監督者として叔母様に協力してもらう体制を整えました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は被害者が存在しないため、示談交渉は行いませんでした。公判では、検察官から懲役1年6か月が求刑されました。弁護側は、依頼者がアルコール依存症の治療に真摯に取り組んでいること、事件後に自動車を廃車処分にしており再犯の可能性が低いこと、叔母による監督が期待できることなどを主張しました。これらの再犯防止策が裁判所に評価された結果、判決では求刑通りの懲役1年6月が言い渡されたものの、3年間の執行猶予が付され、実刑判決を回避することができました。同種前科が複数あっても、適切な弁護活動を行えば執行猶予を獲得できる可能性があることを示した事例です。

結果

懲役1年6か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果事件化せず

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