公園で拾ったカードを使用し、遺失物横領と詐欺に問われた事例
依頼者は40代の学校関係者です。公園で他人のカードを拾い、その数か月後にガソリンスタンドで約2000円分を使用してしまいました。事件から約1年後、警察から連絡を受けて3日間の取り調べを受けました。依頼者は学校関係者であるため、懲戒処分や実名報道がなされることを大変心配しており、不起訴処分を獲得して穏便に事件を解決したいと強く希望され、当事務所へ相談に来られました。
弁護活動の結果不起訴処分
事件
詐欺
逮捕・勾留あり
執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決
名古屋支部の庄司友哉弁護士が担当した詐欺事件。被害者4名と示談が成立し、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を得ました。
依頼者は30代の会社員男性です。フリマアプリでスマートフォンを販売すると偽り、購入者にはスマートフォン本体の代わりに粘土を詰めた空箱を送付する手口で金銭をだまし取っていました。過去に自身も同様の詐欺被害に遭った経験があり、犯罪との認識が薄いまま犯行を繰り返した結果、被害者は複数名、被害総額は100万円以上にのぼりました。
被害者の一人が警察に届け出たことで事件が発覚し、依頼者は詐欺の容疑で逮捕されました。自宅も家宅捜索を受け、犯行に使われた空箱や粘土などが押収されています。逮捕の事実を知った依頼者のご両親が、息子がどのような状況に置かれているか分からず不安に思い、事実確認と今後の対応について当事務所へ電話で相談され、初回接見の依頼に至りました。
詐欺
逮捕後の依頼
依頼者のご家族は、まず逮捕された本人の状況を把握することを望んでいました。受任後、弁護士は直ちに接見に向かい、事件の全容を聴取しました。 弁護活動の最大のポイントは、迅速な被害弁償と示談交渉でした。まず、逮捕容疑となった被害者との示談を早期に成立させた結果、勾留延長はされず、逮捕から10日で釈放されました。その後、在宅捜査に切り替わってから判明した他の3件の余罪についても、被害者が遠方に住んでいる中、弁護士が速やかに連絡を取り、全ての被害者と示談してもらえました。これにより、逮捕された1件は起訴されたものの、他の余罪については刑事事件化を防ぐことができたと考えられます。
活動後...
弁護士の粘り強い交渉の結果、被害者4名全員との間で合計約138万円の被害弁償を行い、示談が成立しることができました。全ての被害者から宥恕(許し)も得ています。 逮捕のきっかけとなった事件については起訴され刑事裁判となりましたが、判決では懲役1年6か月、執行猶予3年が言い渡されました。全ての余罪について示談が成立し、依頼者が深く反省している点が考慮され、実刑を回避することができた事案です。 逮捕から約4か月で刑事手続きは終了しました。執行猶予期間を無事に過ごすことで、社会生活を継続しながら更生を目指すことになります。本件は、多数の被害者がいる詐欺事件であっても、真摯な謝罪と被害弁償を尽くすことで、執行猶予付き判決を得られる可能性を示しています。
懲役1年6か月 執行猶予3年
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。
依頼者は40代の学校関係者です。公園で他人のカードを拾い、その数か月後にガソリンスタンドで約2000円分を使用してしまいました。事件から約1年後、警察から連絡を受けて3日間の取り調べを受けました。依頼者は学校関係者であるため、懲戒処分や実名報道がなされることを大変心配しており、不起訴処分を獲得して穏便に事件を解決したいと強く希望され、当事務所へ相談に来られました。
弁護活動の結果不起訴処分
依頼者は20代でフリーターの男性です。友人から「送られてきた荷物を受け取るだけの簡単な仕事」と誘われ、後に詐欺の受け子だと気づいたものの、やめられずに加担してしまいました。一度は現金の受け取りに成功し、報酬を得ました。しかし、後日、別の詐欺事件において、ターゲットとされた被害者が事前に警察へ相談。警察が仕掛けた「騙されたふり作戦」により、荷物を受け取ろうとした関東地方のアパートで現行犯逮捕されました。逮捕の事実を知った父親が、息子の状況が全く分からず、何が起きているのかを確かめてほしいと、当事務所に初回接見を依頼されました。
弁護活動の結果懲役2年6月 執行猶予4年
依頼者は20代の男性で、クリニックを経営されていました。過去に利用したメンズエステ店で性的サービスを受けた心当たりがあったところ、後日、同店の関係者を名乗る者から「対応した女性が同意のない性交渉の被害を訴えている。示談金を支払わなければ警察に被害届を出す」という趣旨の電話を受けました。依頼者は混乱し、言われるがままに800万円という高額な金銭を支払ってしまいました。しかし、示談書の控えももらえず、支払ったお金が本当に女性に渡ったのかも不明な状況でした。今後、追加で金銭を請求されたり、本当に被害届を提出されたりするのではないかと強い不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。
弁護活動の結果事件化せず
依頼者は20代の男性です。特殊詐欺グループの「受け子」として、息子を装った犯行グループの指示で高齢女性から現金200万円を受け取ろうとしたところ、張り込み中の警察官に現行犯逮捕されました。逮捕後、詐欺未遂罪で勾留され、裁判所から勾留通知を受け取ったご両親が、事件の詳細や今後の見通しを知りたいと当事務所にご相談されました。依頼者は当時無職でした。
弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年
依頼者は30代の自営業の男性です。約7~8年前、元勤務先であったレコード販売会社のネットショッピングサイトを利用し、代金引換で商品を注文。配達時に代金を支払う意思がないにもかかわらず、「クレジット引き落としになった」などと嘘をついて商品を受け取る手口で、詐欺行為を約100回にわたり繰り返していました。しばらく何事もありませんでしたが、警察署から呼び出しを受け、被害届が出されていることを知らされます。次回の取調べを前に、被害弁済をして穏便に済ませたいと考えた当事者のご両親が、当事務所に相談に来られました。
弁護活動の結果懲役2年6か月 執行猶予4年