依頼者は30代の会社員の男性です。ある日の夜、パチンコ店からの帰宅途中に立ち寄ったコインランドリー内で、他人の手提げ袋に入っていた女性用の下着1枚を盗みました。その場で店内にいた男性に犯行が発覚し、窃盗の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の翌々日には勾留が決定。依頼者には前科・前歴はありませんでした。警察から逮捕の連絡を受けたご両親が、当事務所にご子息との接見を依頼され、担当弁護士が接見を行った後、ご両親が事務所に来所され、正式に弁護活動をご依頼いただくことになりました。
受任後、弁護士はまず依頼者の早期の身柄解放を目指しました。勾留決定に対して直ちに準抗告を申し立てたところ、これが認められ、依頼者は逮捕から5日後に釈放されました。並行して、前科をつけずに事件を解決するため、被害者女性との示談交渉を開始しました。被害者側は、接触禁止の誓約に加え、最大限の金銭賠償を求めており、交渉は難航が予想されました。弁護士は、本件のような性的意味合いを含む窃盗事件では、被害者の精神的苦痛や転居費用の補償も考慮される判例があることを踏まえ、依頼者と協議の上で40万円という示談金額を提示し、粘り強く交渉を続けました。
粘り強い交渉の結果、最終的に示談金40万円で被害者との示談が成立しました。示談書には、依頼者を許すという宥恕文言も盛り込むことができました。弁護士は、この示談成立を検察官に報告し、依頼者に深い反省の意があること、被害者が許していること、そして前科前歴がないことなどを主張しました。その結果、検察官は本件を起訴しない、すなわち不起訴処分とすることを決定しました。これにより、依頼者は刑事裁判を回避し、前科がつくことなく事件を終えることができました。逮捕当初は身柄を拘束されていましたが、早期の釈放と不起訴処分を両立させ、社会生活への影響を最小限に抑えることができた事例です。
早くで誠実な対応で身柄が解放され、不起訴になり感激しました。

息子が警察に抱留されという、親にとって、家族にとっても、大変ショッキングな事で、どうしてか判らず思い悩みました。すぐ○○に対応してくれた誠意を感じましたので~弁護士にすべてをお願いしようと決めました。息子にもていねいに説明してくれて不安が多少でもとれ○○に家に帰れると連絡を頂いた時は本当にうれしく感げきの思いで一杯でした。被害者様との示談交渉もねばり強くやっていただき感謝の気持です。又不起訴という結果になって、大変ご苦労を家族一同も(大変)おねがいしてよかったとの思いで一杯です。又この息子のこの度の出来事を二度とおこさない自覚をもって社会に貢献できる人間にと家族ともどもがんばってまいります。