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痴漢で執行猶予中に書店で盗撮を行い、実刑判決を受けた事例

事件

盗撮

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

実刑判決

解決事例まとめ

大阪支部の弁護士が担当した迷惑防止条例違反(盗撮)の事例です。被害者との示談は不成立となり、懲役5か月の実刑判決が下されました。

事件の概要

依頼者は30代の男性で、資格・専門職として働いていました。過去に痴漢事件で有罪判決を受け、執行猶予期間中にありました。それにもかかわらず、ある日の午後、商業施設内の書店において、動画撮影状態にした携帯電話を女性客のスカートの下に差し入れて盗撮を行いました。さらに同日、別の書店でも未成年の女性に対して同様の盗撮行為に及び、その場で発覚して現行犯逮捕されました。逮捕後、警察署で身柄を拘束され、容疑を認めている状況でした。当事者のご両親が、息子の身柄を早期に解放してほしいと当事務所へ相談され、ご依頼いただくことになりました。

罪名

兵庫県迷惑防止条例違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

本件は、痴漢事件の執行猶予期間中に行われた同種の性犯罪であり、実刑判決が避けられない極めて厳しい事案でした。弁護活動は、まず被害者との示談交渉から開始しました。捜査機関を通じて被害者側へ接触を試みましたが、接触を拒否されたため、示談は成立しませんでした。身柄解放については、起訴後に保釈請求を行いましたが認められず、第1回公判期日で検察官の証拠に全て同意した後に、ようやく保釈が許可されました。示談が望めない中、再犯防止に向けた具体的な取り組みを示すため、専門家によるカウンセリングを手配し、その経過報告書を情状証拠として提出しました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者との示談は、捜査段階から公判段階を通じて相手方の強い拒絶により、成立には至りませんでした。公判は3回開かれ、弁護側はカウンセリングの実施など再犯防止への取り組みを主張しましたが、執行猶予中の同種再犯という事実は重く受け止められました。検察官は懲役8か月を求刑し、裁判所は懲役5か月の実刑判決を言い渡しました。執行猶予中の再犯であったため、前刑の執行猶予も取り消されることになります。依頼者側は控訴せず、判決は確定しました。本件は、示談が困難な状況下でも、保釈の実現や再犯防止策の提示など、可能な限りの弁護活動を尽くした事例です。

結果

懲役5か月

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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盗撮の関連事例

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依頼者は僧侶の男性です。ある日の夜、駅のホームで泥酔し、スマートフォンを地面に置いてから足でスライドさせ、成人女性のスカートの下に差し入れて盗撮したとして、現行犯逮捕されました。逮捕の翌日に釈放されましたが、自宅の家宅捜索でUSBが押収され、以前からの盗撮データが複数見つかりました。押収された携帯電話にも多数の余罪データが残っていました。前科が付くことや今後の処分を不安に感じ、被害者との示談を希望して当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

駅で女性のスカート内を盗撮し、多数の余罪があった事例

eyecatch tousatsu station

依頼者は60代の会社役員の男性です。駅のホーム上にて、スマートフォンを使い、通行中の女性のスカート内を動画で撮影する盗撮行為を行いました。その場で第三者に取り押さえられ、警察に引き渡されました。被害者の女性は現場を離れたため、特定には至りませんでした。<br /> 警察の取調べを受け、スマートフォンは押収されましたが、逮捕されることなく在宅事件として捜査が進められることになりました。取調べの際、依頼者は今回の事件だけでなく、過去3~4年にわたり約200件の盗撮を行っていたこと、その中には勤務先のオフィスや、コンタクトレンズ販売店、旅行代理店の店員を狙ったものも含まれることを正直に話しました。<br /> 会社役員という立場上、事件が会社に知られることや報道されることによる影響を強く懸念し、今後の対応について弁護士に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金30万円

出張先の駅構内で女性を盗撮しようとした性的姿態等撮影未遂の事例

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依頼者は40代の会社員の男性です。出張先の駅構内にて、携帯電話で女性のスカート内を盗撮しようとしたところ、被害者に同行していた男性に発覚しました。その場で警察署に任意同行となり事情聴取を受け、携帯電話を押収されました。逮捕はされず在宅事件として捜査が進められ、後日改めて出頭するよう指示されていました。警察から連絡を受けた依頼者の妻が、今後の手続きや職場への影響を不安に思い、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず

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依頼者は過去に盗撮での前科がありました。本件は、駅のエスカレーターにおいて、スマートフォンのカメラ機能を利用して女性のスカート内を撮影したという、東京都の迷惑防止条例違反の容疑がかけられた事案です。<br /> 依頼者は犯行の翌日に逮捕されました。遠方に住む母親が、ご本人と連絡が取れないことを心配し、状況を確認してほしいと当事務所に相談。弁護士が初回接見の依頼を受けました。<br /> 接見後、依頼者はその日のうちに釈放されました。当初、依頼者は留置所で知り合った人から紹介された弁護士に依頼するつもりでしたが、弁護士との面談や警察官からの助言もあり、最終的に当事務所へ弁護活動を依頼されることになりました。

弁護活動の結果不起訴処分

商業施設で未成年の女性を盗撮した神奈川県迷惑行為防止条例違反の事例

eyecatch tousatsu shopping

依頼者は30代の男性です。商業施設内の100円ショップにて、未成年の女性のスカートの中に自身のスマートフォンを差し入れ、動画を撮影する盗撮行為に及びました。犯行は被害者の親に目撃され通報されました。翌日、依頼者の会社に警察官が来訪し、任意同行の上で取調べを受けました。依頼者は事実を全て認め、スマートフォンと自宅のパソコンを任意提出しました。事件後に会社を自主退職しており、前科が付くことを避けたい、被害者と示談をしたいとの思いで当事務所に相談されました。相談時には、他にも公共の場所での盗撮の余罪が20件ほどあることも打ち明けています。

弁護活動の結果不起訴処分