1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース2254

大麻譲受未遂で起訴されたが執行猶予付き判決を得た事例

事件

大麻

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・出口泰我弁護士が受任した大麻譲受未遂の事例。起訴されたものの、弁護活動の結果、懲役8か月執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は30代の会社員男性です。数年前、高校時代の友人から大麻を譲り受けようとしましたが、友人が配送先を誤って以前の住所に送付したため、荷物が届かず未遂に終わりました。この誤配が原因で事件が発覚し、警察による家宅捜索を受けましたが、依頼者は友人に口止めされていたこともあり、当初は容疑を否認していました。事件から数年が経過する中で複数回事情聴取を受けましたが、同様に否認を続けていました。しかし、友人が逮捕されたことを警察から告げられ、観念して事実を認めました。その後、検察庁に呼ばれましたが、弁護士に依頼せず対応した結果、起訴されてしまいました。懲役刑などの実刑判決を恐れ、起訴状が届いた後、当事務所へ相談・依頼されました。

罪名

大麻譲受未遂

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は起訴後のご依頼であり、最大の目標は実刑判決を回避し、執行猶予付き判決を獲得することでした。弁護士は、依頼者が再犯に至らないことを具体的に示すため、①売人であった友人との連絡を完全に断っていること、②薬物依存の治療のために専門のクリニックへ通院を続けていること、③看護師である婚約者の監督が期待できること、の3点を強く主張しました。公判では、検察官の尋問に対し、事前に綿密な準備を行うことで、依頼者の更生の意欲や再犯可能性の低さを効果的に示す回答を引き出すことができました。その結果、検察官の論告内容にも弁護側の主張が一部反映されるなど、有利な状況を作り出すことに成功しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は薬物事件であり、特定の被害者が存在しないため、示談交渉は行いませんでした。公判では、検察官から懲役8か月が求刑されました。弁護活動で主張した、依頼者の反省の情、専門機関での治療、家族による監督体制などが裁判所に考慮された結果、判決は懲役8か月、執行猶予3年となりました。依頼者には性犯罪を含む前科がありましたが、実刑判決を回避することに成功しました。これにより、依頼者は刑務所に収監されることなく、社会内での更生を目指しながら、仕事や家庭生活を継続することが可能となりました。

結果

懲役8か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

大麻の関連事例

知人らとドライブ中に大麻を吸わされた大麻取締法違反の事例

依頼者は女子学生です。知人男性らとドライブに行った際、車内で半ば無理やり大麻を吸わされ、その後連れて行かれたホテルでも意識が朦朧とする中で再び大麻を吸わされました。本人は、吸ったものが何らかの違法薬物であるという認識はあったものの、大麻であるという明確な認識はありませんでした。<br /> 後日、本件に関与した男性が逮捕されたことをきっかけに、依頼者も大麻の共同所持の容疑で自宅にて逮捕されました。逮捕の連絡を受けたご両親は、どうすればよいかわからないと大変困惑しており、当事務所へご相談に来られました。一度は依頼を見送られましたが、その日の夜に改めてお母様からご連絡があり、正式に受任する運びとなりました。

弁護活動の結果不起訴処分

音楽イベントで譲られた袋に大麻等が入っていた薬物所持の事例

依頼者は20代の大学生です。野外音楽イベントに参加した際、見知らぬ男性から亜鉛のサプリメントと書かれた袋を譲り受けました。イベントからの帰宅途中、自動車の無灯火を理由に警察官から職務質問を受け、車内検査でこの袋が発見されました。袋の中身は、大麻様の植物片やMDMAと疑われる錠剤などであったため、依頼者は警察署で取調べを受けました。その日は実家と連絡が取れたことで帰宅を許されたものの、後日逮捕されることへの強い不安から、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

同種前歴があった少年の大麻所持で不起訴を獲得した事例

ご依頼者様のお子さんである10代の少年は、過去に大麻所持で保護観察処分となった前歴がありました。本件では、職務質問を受けた際にバイクから微量の大麻が見つかり逃走。後日、警察が自宅を訪れ、大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。同時に行われた家宅捜索では、少年の財布からも大麻が発見、押収されました。逮捕当日の夜、少年のご両親から当事務所へお電話があり、同種の前歴があるため少年院送致を強く懸念され、まずは初回接見に行ってほしいとのご依頼でした。

弁護活動の結果不起訴処分

店舗内で大麻を所持していた大麻取締法違反の事例

依頼者は40代の会社員の男性です。神奈川県内の店舗内において、大麻を含有する葉片約3.3グラムを所持したとして、大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。逮捕の翌日、当事者の妻から当事務所に「夫が逮捕されたが、今後どうしたらいいかわからない」と電話でご相談がありました。当事者本人が弁護士との接見を希望しているとのことで初回接見のご依頼を受け、弁護士が留置されている警察署へ向かいました。当事者は逮捕された後、勾留されていました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

勤務先の古着を転売目的で窃盗し、大麻所持で追起訴された事例

依頼者は40代の会社員男性です。長年勤務していたアパレル会社の商品(販売価格合計約14万円)を窃取し、古着店に転売したとして窃盗罪で逮捕・起訴されました。起訴後に保釈されましたが、窃盗事件の捜査中に行われた家宅捜索で、本人が所持していることを忘れていた10年以上前の大麻(約7.2g)が自宅から発見されました。この件で再逮捕されることや、既に懲戒解雇された会社との示談交渉、今後の刑事手続きについて、当時付いていた国選弁護人の対応に不安を感じ、保釈中に私選弁護人への切り替えを検討し、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年8か月 執行猶予3年