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  4. ケース3053

駅で泥酔し、駅員に怪我を負わせてしまった傷害の事例

事件

傷害

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

事件化回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・渋谷勇気弁護士が受任した傷害の事例。被害者らと示談が成立し、警察が介入する前に事件化を回避しました。

事件の概要

依頼者は40代の会社員の男性です。多量の飲酒により酩酊状態で駅のホームで倒れていたところ、駅員に駅員室へ運ばれ介抱されました。その最中、依頼者は突然自動販売機を蹴り、止めに入った駅員たちに抵抗して暴れました。その際、依頼者の足が駅員の一人の手に当たり、靭帯を損傷する怪我を負わせてしまいました。また、暴れているときに「殺す」などと発言していたことも後で知らされました。
現場に警察官が駆けつけましたが、その場は保護されただけで、捜査に進展するとは言われませんでした。しかし、後日駅長に呼び出され、被害者が怪我で欠勤し、精神的にも落ち込んでいること、被害届の提出を検討している状況であることを伝えられました。依頼者は、事件化による前科を恐れ、被害届が出される前に解決したいと強く希望し、当事務所へ相談に来られました。

罪名

傷害

時期

事件化前の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は、被害届が提出される前に示談が成立し、事件化を回避することでした。また、依頼者はすでに駅長との話し合いの場で200万円程度までの支払いが可能であると伝えており、金額の減額交渉は望んでいませんでした。この意向を受け、弁護士は速やかに駅の担当者と連絡を取り、示談交渉を開始しました。交渉の相手方は、怪我を負った駅員と、一連の対応にあたった鉄道会社の二者でした。弁護士は、依頼者の「適切な金額を支払って円満に解決したい」という強い希望を尊重し、依頼者が提示した金額の範囲内で、両者との示談成立を目指しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士による交渉の結果、ご依頼から約2か月で、被害者である駅員に対し約193万円、鉄道会社に対し約7万円、合計200万円の示談金を支払うことで示談が成立しました。示談書には、いずれの被害者からも宥恕(加害者を許し、処罰を求めない意思表示)の文言を盛り込むことができました。この示談成立により、被害届は提出されず、本件が刑事事件として扱われることはありませんでした。結果として、依頼者は逮捕や起訴されることなく、前科が付くのを回避できました。依頼者の意向通り、減額に固執せず円満な解決を優先したことで、迅速に事件化を防ぐことができた事例です。

結果

事件化せず

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分