1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3516

職務質問で大麻所持が発覚、執行猶予中の再犯だった事例

事件

大麻

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

一部執行猶予

解決事例まとめ

新宿支部・濱田敬生弁護士が担当した大麻取締法違反の事例。被害者がおらず示談はありませんでしたが、一部執行猶予付きの判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は40代の会社員の男性です。過去に大麻所持の前科があり、その執行猶予期間中に再び事件を起こしてしまいました。ある日の夜、路上に車を停めていたところ、警察官から職務質問を受けました。当初は車内捜索を拒否していましたが、2時間以上にわたる押し問答の末、最終的に捜索に応じました。その結果、助手席の上から大麻約4グラムと吸引用のパイプが発見されました。警察の質問に対し、依頼者は動揺して自分の物ではないと否認してしまいましたが、後日鑑定の結果を待って連絡するとして、その日は逮捕されずに帰宅しました。執行猶予中の再犯であり、実刑判決を強く懸念した依頼者は、今後の手続きへの不安からご両親と共に当事務所へ相談に来られ、即日依頼されることになりました。

罪名

大麻取締法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は実刑判決を回避することでした。受任後、弁護活動を開始しましたが、依頼者は逮捕・勾留され、起訴されてしまいました。弁護士は起訴後、速やかに保釈請求を行い、これが認められたことで、依頼者は身体拘束から解放されました。公判では、執行猶予中の再犯という極めて不利な状況を覆すため、徹底した情状弁護を展開しました。なぜ再犯に至ったのかを本人と深く分析し、具体的な再犯防止策を構築。薬物依存の治療プログラム(ダルク)へ真面目に通っている実績や、ご家族の監督強化などを証拠として示しました。また、複数回にわたり証人尋問の練習を重ね、本人が法廷で深く反省している姿と更生への強い意欲を伝えられるよう、万全の準備で臨みました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は被害者が存在しない薬物事件のため、示談交渉はありません。弁護側は、本人が深く反省し、専門機関のサポートを受けながら更生に励んでいること、家族の監督も期待できることなどを強く主張しました。検察官は実刑を求める厳しい論告を行いましたが、裁判所はこれらの弁護活動を評価し、懲役10か月のうち2か月の刑の執行を2年間猶予するという、一部執行猶予付きの判決を言い渡しました。これは、刑期の一部(8か月)を服役し、残りの期間は社会内で更生を目指すという判決です。依頼者は全部実刑という最悪の事態は回避でき、社会復帰への道筋が示される結果となりました。

結果

懲役10か月 うち2か月の刑の執行を2年間猶予

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

大麻の関連事例

大量の大麻所持で営利目的を疑われた大麻取締法違反の事例

依頼者の妻である40代の女性が、自宅で大麻約23.2グラムを所持していたとして大麻取締法違反の容疑で現行犯逮捕された事件です。警察は、押収した大麻の量が個人使用にしては多いことから、営利目的の可能性も視野に捜査を開始しました。逮捕当日、状況が分からず不安に思った夫から、妻の様子を確認し今後の見通しなどのアドバイスをもらうため、当事務所に初回接見の依頼がありました。また、同居していた夫も共同所持の疑いをかけられ、捜査の対象となりました。

弁護活動の結果懲役2年 執行猶予4年

店舗内で大麻を所持していた大麻取締法違反の事例

依頼者は40代の会社員の男性です。神奈川県内の店舗内において、大麻を含有する葉片約3.3グラムを所持したとして、大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。逮捕の翌日、当事者の妻から当事務所に「夫が逮捕されたが、今後どうしたらいいかわからない」と電話でご相談がありました。当事者本人が弁護士との接見を希望しているとのことで初回接見のご依頼を受け、弁護士が留置されている警察署へ向かいました。当事者は逮捕された後、勾留されていました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

自宅で大麻を所持していた大麻取締法違反の事例

依頼者は30代の会社員女性。同居する彼氏が、自宅で大麻を所持していた疑いで逮捕されました。しかし、リビングの机の上から押収された大麻は依頼者のものであり、彼氏のものではないと本人は主張していました。依頼者自身も警察に連絡して大麻が自分のものであると申告し、警察署へ出頭することになっていました。前科・前歴はなく、大麻の使用も1回だけで常習性はないとのことでしたが、今後の刑事手続きに不安を感じ、不起訴になることは可能か知りたいと当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

職務質問をきっかけに発覚した大麻取締法違反(所持)の事例

依頼者の息子である20代男性は、路上で警察官から職務質問を受けた際、大麻約2.7グラムと大麻を含むタバコ約2.5グラムを所持していたことが発覚し、大麻取締法違反の容疑で取り調べを受けました。当事者は逮捕されることなく在宅で捜査が進められることになりましたが、今後の手続きや刑事処分に不安を感じたご両親が弊所に相談されました。当事者は双極性感情障害とADHDの診断を受けており、精神的な悩みから大麻を使用してしまったという事情がありました。前科・前歴はありませんでした。

弁護活動の結果懲役8か月 執行猶予3年

友人の車で大麻を共同所持し吸引した大麻取締法違反の事例

依頼者は20代の会社員の男性です。友人の車に同乗していた際、その友人が所持していた大麻を吸引しました。その後、車から降りてコンビニに向かう途中で警察官から職務質問を受け、車内から微量の大麻成分が検出されたため、大麻取締法違反(共同所持)の容疑で在宅捜査を受けることになりました。依頼者は逮捕されませんでしたが、警察署で複数回の取り調べを受け、唾液や尿の検査、写真撮影、指紋採取なども行われました。今後の刑事処分や逮捕の可能性について強い不安を抱いた依頼者のご両親が弊所に相談され、その後、ご本人も一緒に来所し、不起訴処分による解決を希望され、ご依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分