ホテルに大麻を置き忘れ、事件化する前に弁護士に相談した事例
依頼者は30代の会社経営者です。出張先のホテルに、会社の部下と宿泊した際、客室に大麻約3グラムと巻紙を置き忘れたままチェックアウトしてしまいました。ホテルや警察からはまだ連絡がありませんでしたが、過去に同種の前科で実刑判決を受けた経験があり、今回発覚すれば会社経営に重大な支障が出ると強く懸念していました。今後の対応について相談するため、来所されました。
弁護活動の結果事件化せず
事件
大麻
逮捕・勾留あり
実刑判決
大阪支部・弓場慧弁護士が受任した、大麻取締法違反の事例。被害者がいない事件のため示談はなく、最終的に懲役6カ月の実刑判決となりました。
ご依頼者は、以前に大麻取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けていた20代の男性です。執行猶予期間が始まってから約1年後、大阪市内の路上で乾燥大麻約0.163グラムを所持していたところを現行犯逮捕されました。ご本人は、所属するダンスチームの指導者から半ば無理やり大麻を押し付けられたと主張していました。逮捕の翌日、当事者のご両親からお電話でご相談がありました。警察から逮捕の連絡を受け、国選弁護人からは「再度の執行猶予は難しい」と伝えられた状況でした。しかし、ご本人が私選弁護士を強く希望しているとのことで、息子に会って話を聞き、アドバイスをしてほしいとのご依頼で、弁護士が初回接見に向かいました。
大麻取締法違反
逮捕後の依頼
執行猶予中の再犯であり、実刑判決が濃厚な事案でしたが、弁護士は再度の執行猶予、それが難しい場合でも一部執行猶予付き判決を目標として弁護活動を開始しました。ご本人が主張する指導者からの強要を酌むべき事情として主張するとともに、薬物との関係を断つための具体的な更生計画を立てました。具体的には、大麻を売りつけてくる知人がいない地元へ戻る決意を固め、薬物依存の有無を確認するために医療機関を受診しました。また、起訴後には保釈請求を行い、SNSの利用制限やGPSによる監督を行う旨の上申書を提出した結果、保釈が認められました。保釈後は、公判での尋問に備えて、ご本人と何度も練習を重ねました。
活動後...
公判では、検察官から懲役8カ月が求刑されました。弁護側は、指導者からの強要があったことや、微量所持であること、今後の更生計画が具体的であることなどを主張しましたが、裁判所はこれらの事情を十分に酌むべきとは判断せず、最終的に懲役6か月の実刑判決が言い渡されました。再度の執行猶予や一部執行猶予を得ることはできませんでしたが、求刑よりは短い期間の判決となりました。起訴後に保釈が認められ、ご家族と過ごす時間を確保できたことはご本人にとって大きな利益でした。ご本人は、保釈中に十分な準備をして裁判に臨めたことから、実刑という厳しい結果ではありましたが、納得されているご様子でした。
懲役6か月
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。
依頼者は30代の会社経営者です。出張先のホテルに、会社の部下と宿泊した際、客室に大麻約3グラムと巻紙を置き忘れたままチェックアウトしてしまいました。ホテルや警察からはまだ連絡がありませんでしたが、過去に同種の前科で実刑判決を受けた経験があり、今回発覚すれば会社経営に重大な支障が出ると強く懸念していました。今後の対応について相談するため、来所されました。
弁護活動の結果事件化せず
依頼者は40代の自営業を営む男性です。友人2人と車に乗っていたところ、路上で検問に遭い、職務質問を受けました。その際、友人所有の車内から大麻が発見され、大麻取締法違反(共同所持)の容疑で3人とも現行犯逮捕されました。依頼者が帰宅せず連絡も取れなくなったため、心配したご家族が警察署に捜索願を提出したところ、逮捕されていることが判明しました。しかし、警察からは逮捕の理由など詳細を教えてもらえず、ご家族は大変不安な状況でした。今後の見通しや対応について知るため、まずは弁護士による接見を希望され、当事務所へご相談くださいました。
弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年
依頼者の交際相手である当事者は、友人が海外から多量の覚せい剤及びMDMAを密輸したとして逮捕された事件で、共犯の容疑をかけられました。主犯格の友人が「当事者から預かった荷物に薬物が入っていた」と供述したためです。当時、海外に滞在していた当事者は、自身の状況を知り、日本にいた依頼者を通じて当事務所に相談。帰国すれば逮捕されることが確実な状況でした。
弁護活動の結果不起訴処分
ご依頼者様のお子さんである18歳の少年は、過去に大麻所持で保護観察処分となった前歴がありました。本件では、職務質問を受けた際にバイクから微量の大麻が見つかり逃走。後日、警察が自宅を訪れ、大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。同時に行われた家宅捜索では、少年の財布からも大麻が発見、押収されました。逮捕当日の夜、少年のご両親から当事務所へお電話があり、同種の前歴があるため少年院送致を強く懸念され、まずは初回接見に行ってほしいとのご依頼でした。
弁護活動の結果不起訴処分
依頼者は20代の大学生。飲食店でトラブルを起こし、通報で駆け付けた警察官から職務質問を受けました。その際、財布の中から大麻が発見され、大麻取締法違反(所持)の嫌疑で警察署に任意同行されました。依頼者自身は、なぜ財布に大麻が入っていたのか身に覚えがないと話していましたが、任意聴取では所持を認める旨の書類に署名していました。今後の刑事処分の見通しや、前科がつくことへの不安から、当事務所へ相談に来られました。
弁護活動の結果不起訴処分