依頼者は20代の公務員の男性です。複合商業施設内の店舗にて、女性のスカートの中を携帯電話で盗撮しました。犯行直後、目撃者の男性に声をかけられたため、その場から逃走しました。依頼者は、監視カメラの映像などから警察の捜査が及ぶことを強く懸念し、今後の対応について当事務所へ相談されました。また、自宅のパソコンには過去の盗撮データも保管されている状況でした。
ご依頼を受け、弁護士はまず自首に同行しました。目撃者がいたことから、警察に通報される可能性が高いと判断したためです。取調べに際しても、依頼者が不利な状況に陥らないよう、弁護士が継続的にサポートしました。捜査の結果、被害者は特定されませんでしたが、検察官は被害者不明でも起訴は可能との見解を示しました。そこで弁護士は、必要であれば贖罪寄付を行う用意があることを検察官に伝えるなど、依頼者の反省の情を捜査機関に示し、不起訴処分となるよう働きかけました。
弁護士の活動の結果、検察官は依頼者を不起訴処分としました。被害者が特定されなかったため示談は成立しませんでしたが、自首したことや、捜査に真摯に協力し反省の態度を示したことなどが考慮されたものと思われます。ご依頼から約4か月で事件は終結し、依頼者は前科がつくことなく、公務員としての職を失うこともなく、社会生活への影響を回避することができました。警察が介入する前に弁護士へ相談し、自首に同行したことが早期解決につながった事案です。
親身に冷静に対処していただきました。

この度は、私の犯した行為について佐藤一三先生、並びにアトム法律事務所の方々、大変お世話になりました。不起訴処分になり、心から感謝しております。初めてのことで不安や後悔ばかりでしたが、親身に、冷静に対処していただき、とても感謝しております。今回自分のした事は許されないことであり、反省してもしきれません。今後二度とこのようなことをしないための良い機会であったと思いました。今回、被害者の方は判明されず、直接謝罪は出来ませんでしたが、二度とこのようなことをしないように努めてまいります。反省し、不起訴になったことで、過ちを犯したことは消えませんが、今後の生活をまともに過ごしていける自信になったと感じます。大変ご迷惑をおかけしました。被害者・家族・警察の方等、ご迷惑をかけた人への謝罪の念を持ちつつ、日々過ごしていきます。本当にありがとうございました。