「大阪で交通事故の加害者になってしまった!」
「交通事故について相談できる大阪の弁護士を探したい!」
大阪府は交通量が多く、2021年の統計では交通事故発生件数が東京に次いで第2位を記録するなど、交通事故が数多く発生しています。
アトム法律事務所大阪支部にも、人身交通事故の加害者になってしまいお悩みになっている方から数多くの相談が寄せられてきました。
この記事では交通事故の加害者になってしまった方に向けて、弁護士への相談窓口のご紹介と対処法を解説します。
交通事故加害者になったときの刑事事件の流れ
交通事故加害者になったときに問われる罪
交通事故を起こして相手方にケガを負わせてしまったり死亡させてしまったりしたときには、事故の状況に応じて「自動車運転処罰法」や「道路交通法」によって処罰されます。
自動車運転処罰法
自動車運転処罰法には「過失運転致死傷」「危険運転致死傷」といった罪が制定されています。
過失によって交通事故を起こし人を死傷させた場合には過失運転致死傷罪として「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」に処されます。
さらに、正常な運転が困難な状態で自動車を運転し、人を死亡させた場合にはより重い危険運転致死傷罪が適用されます。このとき、人を負傷させた場合には15年以下の懲役、人を死亡させたときには1年以上の有期懲役が科せられます。
道路交通法
道路交通法72条1項では運転者の救護義務・危険防止義務・通報義務が規定されています。
人身事故を起こした際に、救護や通報をせずに逃走してしまった場合、ひき逃げを行ったとして道路交通法違反にも問われます。
被害者の死傷の原因が加害者の運転にある場合、ひき逃げを行うと「10年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処されます。
また、事故後に警察へ通報しなかった場合は「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」に処されます。
交通事故における刑事処分の流れ
交通事故が発生した際には、捜査機関や裁判所によってまず逮捕・勾留を行うかどうかの判断が下されます。
その後、事件について必要な捜査が行われ、最終的に検察官によって起訴・不起訴の判断が下されることになります。
逮捕・勾留
事故の直後は、警察によって逮捕されるかどうかが判断されることになります。
逮捕された場合は、警察署内の留置場に身体拘束され、自由に外部と連絡を取り合うことができなくなります。
また逮捕後、勾留が行われた場合、逮捕後起訴されるまで最大で23日間にわたり、身体拘束が継続します。
交通事故では、逮捕や勾留が行われない事件も数多くあります。
そのような場合には、在宅事件として日常生活を送りながら適宜警察署に呼び出されるような形で捜査を受けることになります。
起訴・不起訴
逮捕・勾留が行われた事件については、逮捕後23日以内に、在宅事件の場合には必要な捜査が終わり次第、検察官によって起訴・不起訴の判断が下されることになります。
起訴というのは裁判の開廷を提起する手続きで、原則として裁判が開かれて統計上99.9%の割合で有罪判決が下されます。
不起訴となれば裁判は開廷されずそのまま事件終了となります。
交通事故について弁護士に依頼するメリット
逮捕・勾留の可能性を下げ身体拘束を回避する
弁護士に依頼することで、逮捕・勾留の可能性を下げることができます。
刑事事件は『逃亡のおそれ』『証拠隠滅のおそれ』が認められるときに逮捕・勾留が行われます。
特に事故現場から逃走していた、重大事故を起こしたといった事情がある場合、逮捕の可能性は高まってしまいます。
弁護士に依頼すれば、逮捕・勾留の可能性を下げることができます。
まず、弁護士に依頼したという事実自体が「今後も刑事手続きを誠実に受ける気である」ということを示す証拠となります。
また弁護士は逮捕・勾留の必要性がないことを意見書にまとめ、警察官や検察官に渡すことができます。
身体拘束を回避して日常生活への影響を最小限に留めるという観点から、弁護士に依頼するのは非常に重要だと言えます。
被害者と示談を締結し不起訴処分を獲得する
交通事故で捕まったとしても有罪となり前科が付くことが確定したわけではありません。
不起訴処分を獲得することができれば、裁判は開かれず、そのまま事件終了となります。
特に初犯の交通事故で、被害者の負ったケガが重大なものでなく、かつ被害者の方と示談を締結できれば不起訴処分の獲得が期待できます。
また仮に起訴されても罰金刑や執行猶予判決の獲得により、刑務所に収監されずに済む可能性も高くなります。
示談というのは当事者同士の話し合いによって賠償問題を解決する手続きのことです。
交通事故では任意保険会社が代理して示談交渉を行うのが一般的です。
しかし、保険会社の示談交渉は進捗が遅いケースが多いため、これを待っているだけでは刑事手続が終了してしまうおそれがあります。
弁護士が第三者として介入することで、刑事手続きの側面もカバーした上での示談交渉が可能です。
確実な不起訴処分獲得のためにも、弁護士への依頼は非常に重要なのです。
アトム法律事務所大阪支部の実績
追い越す際に相手方を転倒させた事故事例
警察の聴取と違い、話を疑わずに聞いてくれて救われました。
弁護士川崎様、この度は誠にありがとうございました。本来であればご挨拶にお伺いしなければいけない所、この様な形で失礼致します。 本当に何もわからず、ただ警察に言われるがまま話が進んでいき、不安の中ご相談させて頂いたのですが、今どの様な状況なのか、どうしたらいいのかも教えて下さり、私にとってはとても心強く、何かあればすぐ電話で聞いてしまっていたのですが、明確に返答してもらえたので、私が今どうすべきか、どの様な道筋になるのかが、解る事が私の中では大きかったです。お願いしていなかったら、本当に何一つ解らないまま全て終わっていたと思います。何より警察側の圧迫的な態度・決めつけた言い方が怖くて、聴取は地獄でした。その事に関してもご相談した際、警察に申し立ての様な事が出来ますと言って頂いた時は安心する材料の一つとなりました。誰もが私が嘘をついていると決めつけた上で、私の話を聞いている中、私の話をきちんと聞いて下さり、疑うといった事がなかった事が、川崎様にお願いしようと思ったきっかけです。味方といったら変なのかもしれませんが、客観的に相互を観てくれる、聞いてくれる方がいるのは救いでした。ご尽力いただき、本当にありがとうございました。
事件の概要
被害者が運転する原動機付自転車を追い越そうとした際に、自車と接触のうえ転倒させたとされるケース。依頼者は当時音楽を聴いていたため、接触に気づかず走行を続けてしまいました。道路交通法違反と過失運転致傷として検挙された事案です。
弁護活動の概要
被害者から嘆願書を入手し、不起訴処分を獲得しました。
飲酒運転による事故の事例
丁寧で迅速な対応で、最後まで親身になってくれました。
射場先生始め事務員のスタッフの皆様本当に有難うございました。 私自身の重大な刑事事件の内容に対して射場先生は、最初から丁寧かつ迅速に対処して戴き最後の裁判まで親身になって戴きました。本当に有難うございました。もう二度とお世話になってはいけないですが万が一お世話になる事がありましたら宜しくお願い致します…毎日大変だと思いますがお仕事頑張って下さい。
事件の概要
信号のある交差点において、左折中だった救急車の後方に追突したとされたケース。依頼者の方は当時呼気1リットルあたり0.6ミリグラムの酒気を帯びていました。道交法違反および過失運転致傷として検挙された事案です。
弁護活動の概要
依頼者は今後車に乗らない意思を持っていたため、車両を売却する等してその意思を証拠化。裁判の場で情状弁護を尽くし、執行猶予付き判決を獲得しました。
アトム法律事務所大阪支部のアクセス
アトム法律事務所大阪支部は梅田にあります。
大阪駅より徒歩5分のアクセスしやすい立地で、お気軽にご利用いただけます。
交通事故をはじめ、刑事事件は時間との勝負という側面があります。
相談が早ければ早いほど、弁護士としても対応に時間を割くことができるため、逮捕・勾留の阻止や不起訴処分獲得の可能性を高めることができます。
アトム法律事務所は24時間365日、電話での相談予約を受け付けています。まずはお電話からお気軽にご相談ください。
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