交通事故に強い弁護士

東京の交通事故加害者向け弁護士

「東京で交通事故の加害者になってしまった!」
「交通事故について相談できる東京の弁護士を探したい!」

東京都は交通量が多く、また狭路も多いため交通事故が数多く発生しています。
アトム法律事務所新宿支部にも、人身交通事故の加害者になってしまいお悩みになっている方から数多くの相談が寄せられてきました。

この記事では交通事故の加害者になってしまった方に向けて、弁護士への相談窓口のご紹介と対処法を解説します。

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交通事故加害者になったときの刑事事件の流れ

交通事故加害者になったときに問われる罪

交通事故を起こして相手方にケガを負わせてしまったり死亡させてしまったりしたときには、事故の状況に応じて「自動車運転処罰法」や「道路交通法」によって処罰されます。

自動車運転処罰法

自動車運転処罰法には「過失運転致死傷」「危険運転致死傷」といった罪が制定されています。

過失によって交通事故を起こし人を死傷させた場合には過失運転致死傷罪として「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」に処されます。

さらに、正常な運転が困難な状態で自動車を運転し、人を死亡させた場合にはより重い危険運転致死傷罪が適用されます。このとき、人を負傷させた場合には15年以下の懲役、人を死亡させたときには1年以上の有期懲役が科せられます。

道路交通法

道路交通法72条1項では運転者の救護義務・危険防止義務・通報義務が規定されています。

人身事故を起こした際に、救護や通報をせずに逃走してしまった場合、ひき逃げを行ったとして道路交通法違反にも問われます。

被害者の死傷の原因が加害者の運転にある場合、ひき逃げを行うと「10年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処されます。

また、事故後に警察へ通報しなかった場合は「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」に処されます。

交通事故における刑事処分の流れ

交通事故が発生した際には、捜査機関や裁判所によってまず逮捕・勾留を行うかどうかの判断が下されます。

その後、事件について必要な捜査が行われ、最終的に検察官によって起訴・不起訴の判断が下されることになります。

逮捕・勾留

事故の直後は、警察によって逮捕されるかどうかが判断されることになります。

逮捕された場合は、警察署内の留置場に身体拘束され、自由に外部と連絡を取り合うことができなくなります。

また逮捕後、勾留が行われた場合、逮捕後起訴されるまで最大で23日間にわたり、身体拘束が継続します。

交通事故では、逮捕や勾留が行われない事件も数多くあります。

そのような場合には、在宅事件として日常生活を送りながら適宜警察署に呼び出されるような形で捜査を受けることになります。

起訴・不起訴

逮捕・勾留が行われた事件については、逮捕後23日以内に、在宅事件の場合には必要な捜査が終わり次第、検察官によって起訴・不起訴の判断が下されることになります。

起訴というのは裁判の開廷を提起する手続きで、原則として裁判が開かれて統計上99.9%の割合で有罪判決が下されます。

不起訴となれば裁判は開廷されずそのまま事件終了となります。

交通事故について弁護士に依頼するメリット

逮捕・勾留の可能性を下げ身体拘束を回避する

弁護士に依頼することで、逮捕・勾留の可能性を下げることができます。

刑事事件は『逃亡のおそれ』『証拠隠滅のおそれ』が認められるときに逮捕・勾留が行われます。

特に事故現場から逃走していた、重大事故を起こしたといった事情がある場合、逮捕の可能性は高まってしまいます。

弁護士に依頼すれば、逮捕・勾留の可能性を下げることができます。

まず、弁護士に依頼したという事実自体が「今後も刑事手続きを誠実に受ける気である」ということを示す証拠となります。

また弁護士は逮捕・勾留の必要性がないことを意見書にまとめ、警察官や検察官に渡すことができます。

身体拘束を回避して日常生活への影響を最小限に留めるという観点から、弁護士に依頼するのは非常に重要だと言えます。

被害者と示談を締結し不起訴処分を獲得する

交通事故で捕まったとしても有罪となり前科が付くことが確定したわけではありません。

不起訴処分を獲得することができれば、裁判は開かれず、そのまま事件終了となります。

特に初犯の交通事故で、被害者の負ったケガが重大なものでなく、かつ被害者の方と示談を締結できれば不起訴処分の獲得が期待できます。
また仮に起訴されても罰金刑や執行猶予判決の獲得により、刑務所に収監されずに済む可能性も高くなります。

示談というのは当事者同士の話し合いによって賠償問題を解決する手続きのことです。
交通事故では任意保険会社が代理して示談交渉を行うのが一般的です。
しかし、保険会社の示談交渉は進捗が遅いケースが多いため、これを待っているだけでは刑事手続が終了してしまうおそれがあります。

弁護士が第三者として介入することで、刑事手続きの側面もカバーした上での示談交渉が可能です。

確実な不起訴処分獲得のためにも、弁護士への依頼は非常に重要なのです。

アトム法律事務所の実績

信号における交通事故の事例

時間のない中、嘆願書をとってくれ、不起訴処分となりました。

野尻先生、ありがとうございました。先生のおかげで前科が付きませんでした。検察庁からの呼び出し後、少ない時間の中で、被害者の方から嘆願書を頂き不起訴処分になりました。人身事故を起こしてから不安な毎日でした、でも野尻先生のおかげで私は、救われました。感謝しております。これからは安全運転に心掛け事故を起こさないようします。野尻先生、本当にありがとうございました。

事件の概要

信号のある交差点において、自動車で右折中に横断歩道を渡っていた被害者と衝突し、被害者に全治3週間の怪我を負わせた事故です。過失運転致傷として検挙されました。

弁護活動の概要

保険会社による民事賠償が長引く見込みであったため、被害者に別途謝罪を尽くし嘆願書を取得。不起訴処分を獲得しました。

大型車で相手方に重症を負わせた事例

休日に弁論の打ち合わせができので、弁論も対応できました。

この度は、息子の交通事故に際し、赤井先生には丁寧に対応頂きありがとうございました。刑事裁判はもちろん初めてでしたので、分からないことや不安なことが多々ありましたが、何度も確認頂いて、弁論では何とか対応できました。特に、打ち合わせの日程を土・日に設定していただきましたことは、親子とも勤務しておりましたので、大変助かりました。休日出勤申し訳ありませんでした。相場感が分からないので、量刑については、やや難を感じるところではありますが、猶予を頂いた期間の監督をしっかりしていきたいと思います。ありがとうございました。

事件の概要

大型自動車を運転中、交差点の横断歩道を横断中の歩行者に衝突し、被害者に脳挫傷等の傷害を負わせた事故です。過失運転致傷として検挙されました。

弁護活動の概要

裁判の場で情状弁護を尽くし執行猶予付き判決を獲得しました。

アトム法律事務所新宿支部のアクセス

アトム法律事務所新宿支部は西新宿にあります。

新宿駅より徒歩3分のアクセスしやすい立地で、お気軽にご利用いただけます。

交通事故をはじめ、刑事事件は時間との勝負という側面があります。
相談が早ければ早いほど、弁護士としても対応に時間を割くことができるため、逮捕・勾留の阻止や不起訴処分獲得の可能性を高めることができます。

アトム法律事務所は24時間365日、電話での相談予約を受け付けています。まずはお電話からお気軽にご相談ください。

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