最近の盗撮の手口
弊所がご相談や弁護のご依頼をいただいた盗撮事件において、よく見られる盗撮の手口に加え、ニュース等で取り上げられる盗撮事件における盗撮の手口を、機材ごとに紹介します。盗撮を行い、警察に逮捕・検挙されてしまった方やそのご家族の方は、お一人で悩みを抱えず、盗撮事件に強いアトム法律事務所の弁護士にご相談下さい。
偽装カメラによる盗撮設置型
本来カメラ機能がついていないもので、主にトイレや更衣室などに設置して盗撮に使われるものについて紹介します。
ACアダプター型カメラによる盗撮
ACアダプター型カメラは、万引き、浮気、不倫、住居侵入、盗難、虐待、家庭内暴力(DV)対策などの目的で使われるものです。動体反応を検知して撮影を開始し、動体反応が無くなれば自動的に待機状態となるものや、リモコンで操作できるものもあります。コンセントやタップがあれば違和感なく設置が可能です。ACアダプター型カメラを使った盗撮の手口としては、トイレなどのコンセントに設置することが多いようです。また、会社内などで延長コードを使いカメラの角度を変え、女性のスカートの中が撮影できるように設置したりする手口もあります。
国会議事堂で盗撮 経産省職員を書類送検
国会議事堂のトイレで女性を盗撮したとして、警視庁麹町署は東京都迷惑防止条例違反の疑いで、経済産業省の男性職員(33)を書類送検した。同署への取材で分かった。「前から気になっていた女性で、性的欲求を満たすためにやった」と容疑を認めているという。送検容疑は4月ごろ、衆院本館(千代田区永田町)2階にある女性用トイレの個室に侵入。隣の個室にいた衆院事務局の20代女性職員をスマートフォンで盗撮した疑い。
(JIJI.com 2021年)