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  4. ケース3734

歩行者に衝突し重傷を負わせた過失運転致傷・ひき逃げの事例

事件

ひき逃げ、過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・出口泰我弁護士が担当した過失運転致傷等の事例。ひき逃げは認定落ちとなり、被害者との示談なしで、略式罰金70万円の処分となりました。

事件の概要

依頼者は50代の会社員の男性です。車を運転中、わき見をしてしまい、歩行者に衝突しました。しかし、依頼者は電柱か何かにぶつかったと思い込み、人身事故だと認識しないままその場を立ち去りました。車のフロントガラスが蜘蛛の巣状に割れていたため、事故現場に戻ったところ、警察が現場検証を行っており、そこで初めて人身事故であったことを認識しました。依頼者はその場で事故を起こしたことを申し出て、警察署で事情聴取を受けましたが、逮捕はされず在宅事件となりました。被害者の方は急性硬膜下血腫や足の骨折といった重傷を負い入院されました。依頼者は、今後の刑事処分を不安に思い、当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷, 道路交通法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件では、事故後に現場を立ち去っているため、過失運転致傷罪に加え、ひき逃げ(道路交通法違反)の成立も危ぶまれました。弁護士は、依頼者が「人にぶつかった認識はなかった」と主張している点を踏まえ、ひき逃げの故意を争う方針を取りました。捜査機関からの追及に備え、想定される質問や供述の注意点を具体的に助言し、依頼者は一貫して否認を続けました。また、重傷の結果から不起訴は困難と判断し、正式な裁判(公判請求)を避け、罰金刑で事件を終えることを目標に、検察官へ意見書を提出しました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

弁護活動の結果、検察官はひき逃げ(道路交通法違反)については起訴せず、過失運転致傷罪のみで略式起訴を行いました。当初、被害者の怪我は急性硬膜下血腫と足の骨折とされていましたが、最終的な公訴事実では足の骨折のみが記載されていました。結果として、裁判所から略式命令として罰金70万円が言い渡され、正式な裁判は開かれずに事件は終了しました。被害者との示談は行いませんでしたが、保険会社を通じて治療費等の対応は行われています。依頼者は禁固刑を回避できたため、会社を解雇されることなく、日常生活への影響を最小限に抑えることができました。

結果

略式罰金70万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果事件化せず

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果不起訴処分

交差点での事故後、負傷者を救護せず逃走したひき逃げの事例

依頼者は20代の男性です。自動車を運転中、市内の信号のある交差点で右折しようとしたところ、直進してきた被害者の車両と衝突する事故を起こしました。この事故で被害者は全治7日間のむち打ちなどの怪我を負いましたが、依頼者は被害者を救護することなくその場から逃走してしまいました(ひき逃げ)。事件の3日後に依頼者は逮捕され、翌日に釈放されました。警察からは後日改めて呼び出しを受ける予定となっており、今後の刑事手続きや処分について大きな不安を抱えていました。前科をつけずに事件を解決したいとの思いから、釈放後に依頼者のご家族を通じて当事務所へご相談くださいました。

弁護活動の結果略式罰金

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弁護活動の結果事件化せず

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依頼者は40代の会社員男性です。渋滞中の公道で前方の車両に追突し、その衝撃で玉突き事故を発生させました。しかし、依頼者自身は衝突した感覚がなかったため、事故に気づかずにその場を走り去ってしまいました。同日、警察から連絡があり出頭したところ、取調べで不利な内容の調書が作成されてしまいました。警察からは、被害者がむちうちの診断書を提出すれば、過失運転致傷とひき逃げで立件する旨を告げられました。今後の刑事処分や、会社からの処分を軽減したいという強い思いから、当事務所に相談。不利な調書が作成された後でのご依頼となりました。

弁護活動の結果略式罰金3万円

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弁護活動の結果不起訴処分

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ご依頼者は、20歳の会社員男性のご親族(母、叔父)です。当事者の男性は、無免許で知人から借りた車を運転中、前方の車両に追突し、さらにその前の車両も巻き込む玉突き事故を起こしました。この事故で2名の方が怪我を負いましたが、当事者はパニックになりその場から逃走しました(ひき逃げ)。後日、目撃者の通報から捜査が始まり、警察からの連絡を受けて出頭。在宅のまま捜査が進み、無免許過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ等)で在宅起訴されました。当事者には、17歳の頃に無免許運転で少年院に送致された前歴がありました。起訴後、公判の対応に不安を感じたご家族が、弊所に相談されました。ご相談の時点で被害者2名との示談は済んでいました。

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弁護活動の結果禁錮1年 執行猶予3年