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  4. ケース2612

特殊詐欺の受け子としてキャッシュカードのすり替え等を行った窃盗事件

事件

窃盗、詐欺

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

埼玉大宮支部・加藤妃華弁護士が担当した窃盗・詐欺未遂事件です。被害者5名中4名と示談が成立し、懲役3年執行猶予5年の判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は20代の会社員の男性です。約200万円の借金返済に困り、SNSで見つけた高額収入のアルバイトに応募したところ、特殊詐欺グループに加担することになりました。依頼者は、指示役からの指示を受け、高齢者宅を訪問してキャッシュカードをだまし取ってすり替える「受け子」や、盗んだカードで現金を引き出す「出し子」として、約1か月の間に複数回の犯行に及びました。ある日、犯行に向かうためコンビニエンスストアで待機していたところを警察官に職務質問され、手荷物から偽の身分証が見つかったため警察署へ任意同行されました。警察の取り調べに対し、依頼者は全てを自供し、その場で逮捕されました。その後、勾留されているご本人に代わり、ご両親から当事務所へご相談があり、弁護活動を開始することになりました。

罪名

詐欺未遂,窃盗

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

本件は特殊詐欺の末端実行犯であり、複数の余罪が立件され、被害総額も多額に上るため、実刑判決の可能性が非常に高い事案でした。弁護活動の最大の目標は、執行猶予付き判決を獲得し、社会内での更生を目指すことでした。そのためには、多数の被害者の方々との示談が成立することが不可欠であると判断しました。受任後、弁護士は速やかに起訴された事件の被害者5名に連絡を取り、示談交渉を開始しました。依頼者のご両親が準備した示談金を元に、誠心誠意謝罪するとともに、被害弁償を申し出ました。また、裁判では、依頼者が深く反省していること、二度と犯罪に関わらないと誓っていること、家族の監督の下で更生していく環境が整っていることなどを具体的に主張しました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士が粘り強く交渉を続けた結果、被害者5名のうち4名の方と示談が成立することができました。特に、被害者のうち2名の方は銀行からの損害補填があったことを理由に、示談金の減額や示談金なしでの宥恕(許し)を提案してくださり、最終的に総額303万円で示談がまとまりました。当初立件された詐欺未遂事件は不起訴処分となりました。その後の裁判では、検察官から懲役3年6ヶ月が求刑されましたが、裁判所はこれらの示談成立や依頼者の反省の情を考慮し、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。当初の想定よりも被害弁償額が抑えられたことで、多くの被害者と示談が成立することができ、実刑を回避するという結果に繋がりました。

結果

懲役3年 執行猶予5年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

逮捕後の流れ等、分かり易く知ることができました。

お手紙

この度は大変お世話になりました。最初にいただいたノートで逮捕後の流れなどを知れてとても参考になりました。長期間にわたって対応して頂き誠にありがとうございました。

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弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年

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弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年