1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース2847

交差点で歩行者をはねて死亡させた過失運転致死事件

事件

死亡事故、過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕からの早期釈放

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・渋谷勇気弁護士が担当した過失運転致死の事案です。被害者遺族との示談は不成立でしたが、執行猶予付き判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は50代の女性です。自動車を運転して交差点を右折した際、横断歩道を渡っていた高齢の歩行者をはねてしまいました。歩行者の方は病院に搬送されましたが、後日お亡くなりになりました。依頼者は事故直後に逮捕されたものの、2日後には釈放されました。その後の警察の取調べでは、記憶と異なる内容の調書が作成されそうになるなど、捜査対応に不安を抱えていました。また、当初依頼していた弁護士は刑事弁護に積極的でなく、被害者遺族への謝罪も進まない状況でした。検察官から実刑の可能性を示唆されたこともあり、今後の刑事処分を案じて当事務所にご相談され、弁護士を切り替えてご依頼いただくことになりました。

罪名

過失運転致死

時期

検察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼後、弁護士はまず、不合理な内容で作成されていた供述調書について、依頼者の記憶と異なる点を指摘する意見書を検察官に提出しました。これにより、その後の取調べは丁寧に行われ、依頼者の話に沿った調書が作成されました。被害者遺族側には代理人弁護士がついており、そちらを通じて謝罪の申し入れを続けましたが、処罰感情が非常に強く、示談交渉には至りませんでした。そこで、公判活動に注力することにしました。被告人質問では、事故の経緯や、注意が逸れてしまった状況を具体的に説明するとともに、謝罪と反省の気持ちを真摯に述べてもらうため、事前に念入りな練習を行いました。また、依頼者が千羽鶴を折っていたことや、運転免許の取消処分を受けたことなどを証拠として提出し、反省の深さと再発防止への取り組みを裁判官に伝えました。

活動後...

  • 釈放済み
  • 示談不成立

弁護活動の結果

弁護士を通じて謝罪を重ねましたが、示談は成立しませんでした。民事の損害賠償についても、刑事裁判が終了するまで回答は保留となりました。公判では、検察官から禁錮2年6か月が求刑されました。しかし、裁判では、事故の経緯に酌むべき事情があったことや、依頼者が深く反省していることなどが考慮され、禁錮2年6か月、執行猶予3年の判決が言い渡されました。結果として、実刑判決を回避することができました。

結果

禁錮2年6か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

前任弁護士は事件から8か月間何もしてくれませんでしたが、アトム法律事務所に依頼したおかげで最善の結果を得ることができました。

お手紙

まずは野尻先生、渋谷先生に感謝申し上げます。交通事故の加害者となり8ヶ月が経過した頃、検察から呼び出しを受けました。事故直後から依頼していた前任弁護士はその間、警察へも検察へも被害者側にも何のアプローチもしてくれませんでした。被害者側は一切謝罪を受け付けず、調書は警察の誘導に乗せられ、事態は悪い方悪い方へと進みました。前任弁護士との信頼関係は全く構築出来ず、このまま裁判となったら闘えないと焦って新たな弁護士さんを探す中で御事務所に巡り合いました。「刑事事件は初動が大事。こんなに時間が経っていては受けられない」と断られてしまった弁護士事務所もいくつかあった中で、丁寧な聴き取りと、野尻先生の前例を踏まえた冷静で安心感得られる心強い回答には救われる思いがしました。即動いて下さるとのことで、藁にもすがる思いで依頼させていただいた次第です。前任弁護士当時、具体的なアドバイスももらえないまま呼び出された検察尋問は決裂・警察差し戻しとなりました。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

死亡事故の関連事例

交差点で歩行者をひき逃げし死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は70代の自営業を営む男性です。仕事でトラックを運転中、交差点を右折する際に、横断歩道を歩いていた被害者と衝突しました。依頼者は衝突音を聞き、車から降りて周囲を確認したものの、人身事故とは認識せずにその場を立ち去りました。しかし、被害者はこの事故により頭部を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。<br /> 翌日、警察が自宅を訪れ、目撃情報などから依頼者が被疑者として浮上。過失運転致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕されました。当事者は当初「ぶつかった記憶はない」と容疑を否認していました。逮捕の知らせを受けたご家族が、今後の手続きや見通しが全く分からず不安に思い、当事務所にご相談され、弁護士がすぐに接見に向かうことになりました。

弁護活動の結果懲役2年6か月

カーナビ操作中に横断歩道の歩行者をはねた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社員の男性です。自動車を運転中、カーナビゲーションの操作に気をとられ、前方への注意が不十分なまま交差点を右折しました。その際、横断歩道を歩いて渡っていた歩行者に気づかず衝突し、死亡させる事故を起こしました。事故後、依頼者は一度逮捕されましたが、その後釈放されました。後日、警察から呼び出しを受け、起訴は免れない見込みであること、裁判に備えて弁護士を選任するよう促されたことから、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮刑2年 執行猶予3年

交差点でバイクと衝突し死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は70代の男性です。普通貨物自動車を運転中、交通整理が行われていない交差点で一時停止後、左方から来たバイクを認識しつつも安全確認が不十分なまま発進。バイクと衝突し、運転していた60代の男性を死亡させました。依頼者は事故当日に過失運転致死の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の連絡を受けた妻が、事件の詳細が分からず不安に思い、当事務所に電話で相談。夫との初回接見を希望されました。

弁護活動の結果禁錮1年2月 執行猶予3年

先行車に続き女性をひき逃げし死亡させた過失運転致死等の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者の弟(20代男性・学校関係者)が、深夜に車で国道を走行中、前を走っていたタクシーがはねた80代女性に気づかず、路上に倒れていた女性をひいてしまう事故を起こしました。事故後、男性はパニックになりその場から逃走してしまいました(ひき逃げ)。被害者の女性はその後、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当日の夕方、警察官が男性の自宅を訪れ、男性は過失運転致死と道路交通法違反(救護義務違反等)の容疑で逮捕されました。逮捕の知らせを受けた依頼者(男性の兄)は、今後の手続きの流れや弟がどうなるのかという深い懸念から、当事務所に相談しました。

弁護活動の結果略式罰金30万円

過失運転致死傷の関連事例

車線変更時にタクシーと接触し、運転手に怪我をさせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の公務員の男性です。乗用車を運転中、前方を走行していたタクシーと、お互いが同時に車線変更した際に接触し、タクシーの運転手に全治2週間の怪我を負わせてしまいました。事故当時は物損事故として処理されましたが、後日、相手方が診断書を警察に提出したため人身事故に切り替わり、過失運転致傷の疑いで在宅捜査を受けることになりました。依頼者側は、タクシーが乗客を乗せるために急に進路変更・減速したと主張しており、保険会社の見解では過失割合は五分五分でした。警察からの呼び出しを受け、今後の取調べへの対応に不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

路地から出る際に自転車と接触し相手に怪我をさせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は30代の女性で、資格・専門職として働いていました。自家用車を運転中、ある路地から大通りに出ようとした際、左側から走行してきた自転車に気付かずに接触し、相手の方に手のひらを骨折する怪我を負わせてしまいました。事故後、依頼者自身が警察に通報し、臨場した警察官から事情を聴かれました。後日、警察署と検察庁でそれぞれ取調べを受け、検察庁では略式起訴に関する書類にサインをしました。しかし、資格職であるため前科が付くことへの強い懸念を抱き、起訴の取り下げを希望して当事務所に相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金15万円

交差点での人身事故後、現場を離れた過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten carCar

依頼者は20代の大学生の男性です。夜間に乗用車を運転中、交差点を右折しようとしたところ、大型車の陰から直進してきた対向車と接触する事故を起こしました。事故の衝撃でパニックになり一度現場を離れましたが、約10~15分後には現場に戻りました。その際には既に警察官が臨場しており、事情聴取を受けることになりました。被害者は同年代の女性で、当初は怪我はないと話していましたが、後日、加療約11日間を要する頸椎捻挫等の診断書を提出したため、人身事故として捜査が進められました。依頼者は過失運転致傷と、一度現場を離れたことによる道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで捜査を受け、事件が検察庁に送致された段階で、今後の刑事処分や運転免許の取消しに強い不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

飲酒運転で人身事故を起こし逃走した過失運転致傷・道交法違反の事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は30代男性。過去に飲酒運転による罰金前科がありました。事件当日、飲酒後に乗用車を運転し、一方通行の道路に進入したところ対向車と衝突。相手の運転手に加療約16日間を要する傷害を負わせたにもかかわらず、その場から逃走しました。事件当日に警察の取調べを受け、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されましたが、逮捕はされずその日のうちに帰宅できました。依頼者は実刑判決を科されることを恐れ、事件から約2週間後に当事務所へ相談し、即日依頼に至りました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年