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  4. ケース2988

酒気帯び運転で対向車と衝突し2名に怪我をさせた事例

事件

過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕からの早期釈放

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部の竹原宏征弁護士が担当した酒気帯び運転等の事件です。被害者2名と示談が成立し、懲役10月、執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は60代の自営業の男性です。ある日の夕方、飲酒後に自家用車を運転中、カーブを曲がりきれずに対向車線へはみ出し、停止していた車両と正面衝突しました。この事故により、相手の車に乗っていた夫婦2名に、それぞれ全治約10日間の傷害を負わせました。
事故直後、駆け付けた警察官による呼気検査で、基準値を大幅に上回るアルコールが検出されたため、依頼者はその場で現行犯逮捕されました。逮捕から2日後に釈放されたものの、在宅で捜査が進められました。
事故から約4か月後、依頼者は道路交通法違反(酒気帯び運転)と過失運転致傷の罪で起訴されました。裁判所から起訴状が届き、今後の裁判への対応や刑の減軽を希望して、ご家族が当事務所へ相談に来られ、正式に依頼となりました。

罪名

道路交通法違反, 過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

依頼は起訴後であったため、弁護活動の目標は実刑判決を回避し、執行猶予付き判決を獲得することに置かれました。そのために最も重要なのは、被害者との示談が成立することでした。弁護士は速やかに被害者であるご夫婦と連絡を取り、示談交渉を開始しました。その結果、それぞれに見舞金をお渡しすることで、お二方から宥恕(加害者を許すという意思表示)付きの示談が成立することができました。 公判準備においては、依頼者とご家族の間で、今後の生活(運転や飲酒)に対する考えに隔たりがありましたが、弁護士が間に入って打ち合わせを重ね、認識をすり合わせました。最終的には、依頼者が深く反省し、更生への意欲を裁判官に伝えられるよう、被告人質問の準備を整えました。

活動後...

  • その他
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士の迅速な活動により、被害者であるご夫婦とはそれぞれ見舞金5万円をお支払いすることで、スムーズに示談が成立し、宥恕も得られました。 公判では、これらの示談成立の事実や、ご家族の監督下で更生していくことなどを主張しました。その結果、検察官から懲役10か月が求刑されましたが、裁判所は弁護側の主張を認め、懲役10か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。 酒気帯び運転に加えて人身事故という悪質な態様であり、実刑判決の可能性も十分にある事案でしたが、被害者との間で真摯に示談が成立したことなどが評価され、執行猶予付きの寛大な判決を得ることができました。これにより依頼者は、刑務所に収監されることなく、社会復帰を果たすことが可能となりました。

結果

懲役10月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

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弁護活動の結果略式罰金50万円

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弁護活動の結果禁錮2年6月 執行猶予3年

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弁護活動の結果禁錮10か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果略式罰金53万円

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依頼者は30代の男性。センターラインのない細い道路を走行中、すれ違いざまに停車していた車に接触してしまいましたが、気が動転してその場を離れてしまいました。後日、自宅に警察からの手紙が届き、警察署で取り調べを受けました。実況見分を控える中で、今後の対応方法や、穏便に済ませたいとの思いから当事務所に相談されました。当初、被害者は怪我を主張していましたが、最終的に人身事故にはなりませんでした。

弁護活動の結果不起訴処分

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依頼者は40代の会社員男性です。高速道路を走行中、車線変更の際に他車と接触する事故を起こしました。依頼者は事故に気付かずに走り去りましたが、約1時間後に警察から連絡を受けました。当初は物損事故として扱われましたが、後日、被害者が打撲・捻挫の診断書を提出したため人身事故に切り替わったと警察から伝えられました。その後、再度実況見分が行われ、聴取の予定も組まれたことから、依頼者は不起訴になる可能性や今後の見通しについて不安を覚え、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分