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  4. ケース3034

病院内で相手にぶつかり重傷を負わせた傷害の事例

事件

傷害、暴行

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・竹原宏征弁護士が受任した傷害の事例です。賠償金の支払いはしましたが、示談は不成立でした。最終的に不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

当事者は60代の男性です。病院内の通路で被害者とすれ違う際に接触し、転倒させてしまいました。被害者はこの接触により脊柱を圧迫骨折する重傷を負いました。事件から約2か月後、警察官が男性の自宅を訪れ、後日警察署で事情聴取を受けるよう求められました。当事者の男性が一人で取り調べに対応できるか心配した兄が、今後の対応について相談するため当事務所に来所され、弁護活動を依頼されました。

罪名

傷害

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼を受け、まずは示談交渉による解決を目指しました。しかし、被害者は高収入の医療従事者であり、脊柱の圧迫骨折という重傷を負っていたため、休業損害などを含めると高額な賠償請求をされる可能性がありました。当事者側にはそのような高額な賠償金を支払う資力はありませんでした。そこで弁護士は、被害者側の代理人弁護士と粘り強く交渉し、示談とはしないものの、まとまった額の賠償金を支払うことで合意を取り付けました。また検察官に対しては、万が一にも起訴された場合には、公判で責任能力を争う旨の意見を伝え、けん制しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者側の代理人弁護士との交渉の結果、賠償金として150万円を支払うことで合意に至りました。ただし、これは損害の一部賠償という位置づけであり、将来の債権債務関係を清算する示談とはせず、また被害者からの宥恕(許し)も得られないという厳しい条件での合意でした。被害が重傷であることから起訴される可能性も十分ありましたが、検察官に対して責任能力の問題点を指摘するなどの弁護活動を尽くした結果、最終的に不起訴処分を獲得しました。これにより、当事者の男性は刑事裁判を回避し、前科がつくことなく社会生活を継続することが可能となりました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

適宜の対応をありがとうございました。

お手紙

竹原先生、この度は、警察の来訪による短期間での事情調査の対応をしていただき、また、その後の示談に向けての対応、途中進展の状況にて当方の苛立に対して適宜な対応、大変有難うございました。最終的には不起訴処分となり、示談は成立しませんでしたが、その間の先生の検察、相手弁護士への対応、努力には心より感謝申し上げます。この度は、大変有難うございました。

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弁護活動の結果不起訴処分