1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース637

アイドル女性へのストーカー行為の末、マンションに侵入した邸宅侵入等の事例

事件

ストーカー、住居・建造物侵入

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部の赤井耕多弁護士が担当した邸宅侵入・ストーカー規制法違反の事案。被害者側と示談が成立し、懲役1年執行猶予3年の判決となりました。

事件の概要

依頼者の息子である30代男性は、ファンであった芸能活動をする女性に対し、1年ほど前からつきまとい行為を繰り返していました。当初は熱心なファンでしたが、次第に行為がエスカレートし、女性が所属する事務所からイベントへの出入りを禁止され、警察からもストーカー規制法に基づく警告を受けていました。しかし、警告後もSNSを通じて約1か月半の間に463回ものメッセージを送信。その中には卑わいな内容も含まれていました。そして、女性のプライベートを知りたいという動機から、女性が住む都内のマンションに2度にわたり侵入しました。後日、邸宅侵入の容疑で自宅に捜査員が訪れ、家宅捜索の末に逮捕されました。逮捕の翌日、男性の今後を案じたご両親が来所され、即日、弁護活動のご依頼をいただきました。

罪名

邸宅侵入,ストーカー行為等の規制等に関する法律違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

本件は、ストーカー規制法違反および邸宅侵入という、被害者様の平穏な生活を脅かす重大な事案でした。 実刑判決(刑務所への収監)が十分に予想される状況であり、弁護士は被害者様の安全確保と再犯防止体制の構築を最優先課題として活動を開始しました。弁護士は直ちに接見し、ご本人に対して事の重大さを認識させるとともに、ご家族と連携して二度と被害者様に接触できない環境を作り上げました。 その上で、被害者側への謝罪と示談交渉に着手しました。侵入被害に遭われたマンション管理組合様に対しては、住民の方々の不安を取り除くべく真摯に謝罪を尽くし、示談を受け入れていただきました。また、ストーカー被害に遭われた女性に対する交渉においては、被害者様の恐怖心に最大限配慮し、慎重に進めました。 単に謝罪の言葉を伝えるだけでなく、ご家族による厳格な監督や接近禁止の誓約など、具体的な再犯防止策を提示し、ご本人の更生への覚悟を丁寧に説明しました。 公判では、これらの環境整備が整っていることを証拠とともに主張し、社会内での更生の機会を求めました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護活動の結果、邸宅侵入の被害者である管理事務所、そしてストーカー被害に遭われた女性ご本人の双方と、宥恕(許し)を含む示談が成立することができました。ご本人は邸宅侵入罪とストーカー行為等の規制等に関する法律違反で起訴されましたが、起訴後に保釈が認められ、身柄が解放されました。公判では、成立した示談やご本人の深い反省、ご家族による監督体制などが有利な情状として考慮されました。その結果、懲役1年の求刑に対し、懲役1年、執行猶予3年の判決が言い渡されました。悪質なストーカー事案であり実刑の可能性もありましたが、執行猶予を獲得したことで、社会内での更生の道が拓かれました。

結果

懲役1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

何度も息子の所に赴き、被害者様と粘り強く交渉してくれました。

お手紙

この度は息子の事件に先生をはじめ皆様には大変お世話になり、ご尽力に大変感謝しております。先生には勾留中に何度も足を運んでいただき、本の差し入れやアドバイス、励ましや丁寧な対応で本人も家族も大変心強い思いです。被害者の方との示談の交渉も粘り強く対応していただっき、私たちの今日があるのも先生のお陰だと感謝しております。今後本人が罪を忘れず社会の一員としてやっていけるよう見守るつもりです。 この度は先生には大変お世話になりました。今の自分の生活があるのも先生のおかげです。お薦め頂いた本を読み、これからの人生に役立てたいと思います。この度は本当にありがとうございました。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

ストーカーの関連事例

元交際相手にLINEを送り自宅を訪問したストーカー規制法違反の事例

依頼者は30代の会社員男性です。半年ほど前に出会い系サイトで知り合い、1〜2ヶ月交際した元交際相手の女性がいました。喧嘩が原因で別れた後、関係を修復したいと考え、女性の自宅を訪問しました。一度はLINEのブロックを解除してもらい連絡を取り合いましたが、女性に新しい交際相手ができたことを理由に関係は終わりを告げました。その後、依頼者は女性に対し不適切な内容のLINEを送ってしまいました。後日、依頼者の自宅に警察署から連絡を求める旨の手紙が投函され、電話をすると警察署への出頭を要請されました。依頼者は、警察の取り調べを前に今後の対応について相談するため、当事務所に来所されました。

弁護活動の結果事件化せず

元不倫相手の自宅に押しかけるなどの嫌がらせ行為をした迷惑防止条例違反の事例

依頼者は50代の男性です。過去に不倫関係にあった女性に対し、義務のないことを要望する内容のメッセージを携帯電話に送信した上、後日、女性の自宅に押しかけるなどの嫌がらせ行為をしました。ある日、依頼者の自宅に警察官が訪れ、その後、警察署で事情聴取を受けている最中に逮捕状が執行され、迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。突然の逮捕の連絡を受けた妻が、夫が何をしたのか、今後の流れはどうなるのかを心配し、当事務所に初回接見を依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分

長期間にわたり民家への覗きを繰り返し、住居侵入罪等で罰金刑となった事例

依頼者は40代の会社員の男性です。約2年半前から、週に1回程度の頻度で、特定の民家の室内を覗き見る行為を繰り返しており、その際には敷地内にも侵入していました。被害者からの通報により警察が捜査を開始し、映像等から依頼者が特定されました。ある日、依頼者宅に警察官が訪れ、警察署で事情聴取を受けることになりました。依頼者は、覗き行為を繰り返していた事実を認め、捜査協力の一環としてスマートフォンを任意で提出しました。その後、検察官から連絡があり、略式命令に同意する書面に署名しました。しかし、前科が付くことによる職場への影響などを強く懸念し、前科を回避するために略式命令を撤回し、被害者との示談交渉を正式に弁護士へ依頼するに至りました。

弁護活動の結果略式罰金10万円

集合住宅のエレベーター内で女性のスカート内を盗撮した事例

eyecatch tousatsu elevator

依頼者は30代の公務員の男性です。自身が住む集合住宅で、隣の棟に入る女性の後をつけ、エレベーターに同乗した際、スマートフォンで女性のスカート内を動画撮影しました。撮影したデータは自ら消去していました。後日、最寄りの駅前で偶然その女性を見かけたところ、つきまとっていると誤解され、警察に通報されました。駆け付けた警察官から職務質問を受け、つきまといの事実は否定したものの、警察署での取り調べに応じ、スマートフォンとパソコンを押収されました。取り調べの際に、警察官から別の盗撮事件についてほのめかされたことで、依頼者は以前の盗撮行為が発覚する可能性が高いと考えました。このままでは逮捕され、職を失うのではないかと強く不安を感じ、今後の警察対応について相談するため、当事務所へ来所されました。

弁護活動の結果不起訴処分

同じマンションの女性にチャイムを鳴らすストーカー行為をした事例

依頼者は30代の会社員の男性です。同じマンションに住む面識のない女性に好意を抱き、約2年間にわたり、多い時には週4回ほど部屋のチャイムを鳴らすなどの行為を繰り返していました。ある日、行為の直後に被害者の彼氏に見つかって取り押さえられ、警察に通報されました。警察から取調べを受けた後、今後の対応について不安を感じ、当事務所に相談されました。被害者は既に引っ越しており、引っ越し費用などの損害賠償を請求されている状況でした。

弁護活動の結果事件化せず

住居・建造物侵入の関連事例

泥酔して飲食店のスタッフルームに侵入し、女性にわいせつ行為をした事例

依頼者は30代の会社員男性です。同僚と飲酒後、泥酔状態で記憶を失い、都内飲食店のスタッフルームに侵入しました。そこで女性スタッフに対し、胸を触ったり舐めたりするなどのわいせつな行為に及びました。建造物侵入の容疑で現行犯逮捕され、警察署に留置されました。逮捕の連絡を受けた妻は、どう対応すればよいか分からず、当事務所へ相談に来られました。相談時には、当番弁護士が接見済みでしたが、具体的な方針が示されず不安を感じていたとのことです。その後、捜査が進む中で、強制わいせつ罪の疑いでも在宅で追送致されました。依頼者本人は行為当時の記憶が全くない状況でした。

弁護活動の結果不起訴処分

飲食店のトイレにカメラを設置した建造物侵入・盗撮の事例

eyecatch tousatsu toilet

依頼者は20代の会社員の男性です。都内のコーヒーショップの女子トイレに小型カメラを設置して盗撮したところ、店員に発見されました。後日、警察が自宅を訪れ家宅捜索を受け、パソコン等を押収されました。依頼者には同種の前科が2回あり、今回は3回目でした。逮捕されることや職場に知られることを恐れた依頼者が、今後の見通しや対応について知りたいと、ご両親とともに相談に来られました。また、家宅捜索の際に、過去に出張先のカラオケ店でも盗撮していたことが発覚しました。

弁護活動の結果略式罰金40万円

隣室ベランダへの住居侵入と盗撮が発覚した事例

依頼者は20代のアルバイトの男性です。マンションの隣室ベランダに興味本位で侵入したところを目撃され、警察に通報されました。駆けつけた警察官に事実を認め、上申書を作成。その日は親が身元引受人となり解放されました。しかし、その際の捜査で携帯電話から盗撮画像が見つかり、データも抽出されたため、住居侵入罪に加えて盗撮の疑いもかけられました。後日、警察から再度呼び出しを受ける予定とのことで、今後の刑事手続きに不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

同僚女性宅に合鍵で侵入し盗撮カメラを設置した住居侵入等の事例

依頼者の夫(50代・会社員)が、勤務先の同僚女性の自宅に合鍵で侵入したとして、住居侵入の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の数日後、勾留されたことを知った妻からご相談を受けました。ご相談時点では、夫が帰宅しないため警察に相談したところ、逮捕の事実を知ったばかりで、事件の詳細は不明な状況でした。ご家族は、今後の刑事処分の見通しや、実名報道されることによる影響を強く心配されていました。弁護士が初回接見を行ったところ、本人は当初、1件の住居侵入のみを認めていましたが、実際には複数の同僚女性の自宅に長期間にわたり侵入し、盗撮目的で小型カメラを設置していたことが判明。事件の悪質性から、厳しい処分が予想される事案でした。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年 保護観察付き

ベランダから隣室に侵入し、準強制わいせつ未遂等に及んだ事例

依頼者は20代の男性(調理師)です。ある日の未明、自宅マンションの隣々室に、ベランダを伝って全裸で侵入しました。当初は下着を見て自慰行為をする目的でしたが、室内の電気がついており、半裸で就寝中の女性を発見。わいせつ目的でスマートフォンで写真を撮影し、さらに匂いを嗅ごうと近付いたところ、物音で女性が目を覚ましました。依頼者は驚いてベランダから逃走しましたが、女性の通報で駆け付けた警察官に自ら犯行を名乗り出て、住居侵入・準強制わいせつ未遂の容疑で逮捕・勾留されました。その後、裁判所から勾留通知を受け取ったご両親が、事件の詳しい内容を知りたい、示談で解決できないかとの思いから、当事務所にご相談され、初回接見を依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分