1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース801

海水浴場の砂浜で車を発進させ、親子に重軽傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

千葉支部・松毛耕介弁護士が受任した過失運転致傷の事例。失職につながる禁錮刑を回避するための活動を行い、罰金50万円の略式命令で解決しました。

事件の概要

依頼者は50代の地方公務員の男性です。海水浴場の砂浜に駐車していた乗用車を発進させた際、死角にいた幼児とその母親に衝突し、幼児に肝臓損傷などの重傷、母親に打撲傷を負わせました。依頼者は、砂の凹凸による衝撃だと思い衝突に気づきませんでしたが、周囲の目撃者の通報で警察が介入し、後日、警察から呼び出しを受けて取り調べを受けました。依頼者は任意保険に加入していましたが、公務員という職業柄、禁錮刑以上の刑罰を受けると失職してしまうため、刑事処分を回避したいとの思いから当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件で依頼者が懸念していたのは、禁錮刑以上の判決を受けて公務員の職を失うことでした。そのため、弁護活動の目標を、公判請求(正式裁判)を回避し、罰金刑で事件を終結させることに設定しました。民事的な賠償交渉は依頼者の任意保険会社が進めていましたが、刑事手続きにおいては、依頼者の反省の意を捜査機関に示すことが重要です。そこで、弁護士は依頼者に真摯に反省していることを示す謝罪文を作成するよう助言しました。作成された謝罪文は被害者側の代理人弁護士を通じて提出しました。その上で、検察官に対し、これらの事情をふまえて公判請求を回避し、略式命令による罰金刑が相当であると主張する意見書を提出しました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

弁護士による意見書の提出などの活動の結果、検察官は正式な裁判にかける公判請求を行わず、略式起訴を選択しました。これにより、裁判所から罰金50万円の略式命令が下されました。刑事事件に関する示談は成立しませんでしたが、民事的な賠償については依頼者の任意保険会社が対応しました。禁錮刑を回避し罰金刑で終結したことで、依頼者が懸念していた失職の事態を免れることができました。結果が重大な人身事故でしたが、迅速かつ的確な弁護活動によって、依頼者が社会生活の中で罪を償っていくことになった事案です。

結果

略式罰金50万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

相手方の弁護士との交渉により仕事も辞めずに済みました。

お手紙

このたびは上申書、謝罪文など相手方の弁護士及び検察官の方に送ってもらったり等、相手方の弁護士と相手方の状況を教えてもらったりして、仕事も辞めずにすみ一段落つきました。ありがとうございました。又この件で困った事がありましたら相談に乗って下さい、宜しくお願い致します。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

駐車場内で自転車事故を誘発し立ち去った過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は80代の医療従事者の男性です。駐車場内で乗車のため車を動かしたところ、後方から来た自転車2台が衝突する非接触事故を誘発しました。依頼者の車と自転車の接触はなかったものの、1台が転倒し、乗っていた女性が打撲などの怪我を負いました。依頼者は、転倒した女性が自力で起き上がったのを見て問題ないだろうと判断し、警察に報告することなくその場を立ち去りました。後日、警察官が自宅を訪れ、ひき逃げ(救護義務違反・報告義務違反)および過失運転致傷の疑いで捜査を受けていることを知らされました。その後、検察での取調べを経て在宅のまま起訴された後、裁判に備えたいとのことで当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

歩行者に衝突し重傷を負わせた過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は50代の会社員の男性です。車を運転中、わき見をしてしまい、歩行者に衝突しました。しかし、依頼者は電柱か何かにぶつかったと思い込み、人身事故だと認識しないままその場を立ち去りました。車のフロントガラスが蜘蛛の巣状に割れていたため、事故現場に戻ったところ、警察が現場検証を行っており、そこで初めて人身事故であったことを認識しました。依頼者はその場で事故を起こしたことを申し出て、警察署で事情聴取を受けましたが、逮捕はされず在宅事件となりました。被害者の方は急性硬膜下血腫や足の骨折といった重傷を負い入院されました。依頼者は、今後の刑事処分を不安に思い、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

駐車場から右折時に歩行者と衝突し死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten driving woman

依頼者は50代の会社員の女性です。市内の駐車場から自家用車を運転し、道路へ右折して進入しようとした際、横断中の80代の女性と衝突し、死亡させる交通死亡事故を起こしました。事故後、警察での取調べは逮捕されることなく在宅で進められました。その後、検察庁から呼び出しを受け、起訴して裁判にかけると言われたことから、今後の手続きに強い不安を抱きました。依頼者としては、被害者が車両の間をぬって突然飛び出してきたという認識があったため、今後の対応について相談するため、当事務所に来所されました。

弁護活動の結果禁錮1年4か月 執行猶予3年

非接触事故後に立ち去り、ひき逃げ(救護義務違反)となった事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は30代の会社員。自動車を運転中、バイクとの非接触事故を起こしました。音は聞こえましたが、接触はないと思いその場を立ち去りました。しかし、心配になって後日警察署に出頭したところ、バイクの運転手が2週間の怪我を負っており、ひき逃げ(過失運転致傷・道路交通法違反)として捜査対象となっていることを知らされました。事情聴取を受け、携帯電話も押収されました。仕事で海外出張があるため、前科がつくことでビザの取得などに影響が出ることを強く懸念し、弁護士に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

自動車運転中に自転車と接触し怪我を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は60代の会社員の男性です。ある県の幹線道路を自動車で走行中、わき道へ左折する際に電動自転車に乗っていた50代の女性を巻き込み、怪我を負わせてしまいました。被害者は救急搬送され、2針縫う怪我をしました。<br /> 事故後、依頼者は被害者宅を訪れて謝罪しましたが、被害者の家族は憤慨している様子でした。後日、警察から「被害者の診断書が提出されたため、事件を検察庁に送る」との連絡を受けました。<br /> 依頼者は、会社員であると同時に建築関係の資格も保有しており、刑事罰を受けることで仕事に支障が出ることを強く懸念していました。また、被害者側と事故現場の認識に食い違いがあることや、保険会社は刑事手続きに対応できないことから、今後の対応に不安を感じ、勤務先に知られずに事件を解決したいとの思いで、当事務所の弁護士に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分