依頼者は20代の公務員(学校関係者)の男性です。ある商業施設内の書店で、キッズコーナーにいた7歳の女の子に対し、背後から接近。自身の陰部を露出して手淫し、女の子が着用していたスカートに精液を付着させるというわいせつな行為をしました。女の子に気づかれその場を去りましたが、約1週間後、警察官が自宅を訪れ、強制わいせつの容疑で逮捕されました。逮捕された本人は容疑を認めていました。逮捕の連絡を警察から受けたご両親が、事件の詳細が分からず困惑しており、事件内容の確認や今後の見通しについて知りたいと、当事務所にお電話で相談されました。
弁護士は、被害者様へ直接の謝罪や被害弁償を行いたい旨を申し入れましたが、被害者様のお気持ちを考慮し、直接の接触は控えさせていただきました。そこで、担当検察官を通じて、本人の謝罪文に加え、「現場に二度と近づかないこと」「退職して他県の実家に戻ること」といった、再犯防止と社会的制裁を受けた事実を記した書面を、被害者様側(または保護者の方)へお渡ししました。また、取調べにおいては、本人の記憶や客観的証拠と異なる供述調書が作成されることのないよう、連日接見を行い、被疑者としての正当な権利(黙秘権など)を適切に行使するよう助言しました。 弁護士が適正な捜査手続の遵守を徹底して求めた結果、証拠の不十分な余罪については立件されることなく、本件のみでの処分決定となりました。
示談は成立しませんでしたが、弁護士が検察官を通じて伝えた謝罪の意などが考慮され、被害者の親から告訴を取り消すという意思表示がなされました。その結果、ご依頼者は逮捕から約2週間で釈放され、本件の強制わいせつ罪については不起訴処分となりました。また、懸念されていた多数の余罪についても、最終的に立件には至りませんでした。ご依頼者は刑事処分とならずに終了した一方で、職場は解雇となりました。その後は他県にある実家に戻り、社会復帰を目指すことになりました。
深夜でもすぐに接見に行ってくださり、不起訴になりました。

アトム法律事務所 野尻大輔様 この度は、私共の起こした事件につきまして、お忙しいところ迅速に対応していただき、誠にありがとうございました。突然の事で狼狽えるばかりの私共に適切なアドバイスをしてくれるのと同時に、深夜にも関わらず、すぐさま接見に行ってくださいました。被害者様に対する私共の行動についても適切な指示をいただく事で戸惑いながらも冷静に行動できたと思います。おかげ様で事件を起こしておきながら勝手な言い方だとは思いますが、不起訴処分となり、無事自宅に戻ってくる事ができました。心より感謝しております。野尻大輔先生にお願いして本当に良かったとおもっております。今後も野尻先生の益々の御活躍を心よりお祈り致しております。本当にありがとうございました。