1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース832

ファイル共有ソフトで意図せず児童ポルノを頒布してしまった事例

事件

児童ポルノ、公然わいせつ/頒布等

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・射場智也弁護士が受任した、児童ポルノ頒布等の事例。頒布の故意がないことを主張し、検察官の取り調べもないまま不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は40代の男性です。ファイル共有ソフトを使用し、インターネット上から映画や児童ポルノをダウンロードしていました。ある日、警察が自宅を訪れ、児童ポルノを頒布した疑いで家宅捜索を受け、パソコンやハードディスクなどを押収されました。家宅捜索後、警察署へ任意同行して取り調べを受けましたが、その際の調書が、頒布の故意を認めたかのような内容になっている可能性がありました。依頼者自身は、ダウンロードしたファイルが自動的にアップロード(頒布)される仕組みを理解しておらず、故意は全くありませんでした。前科はなく、報道されることへの強い不安から、今後の対応について相談されました。

罪名

児童ポルノ頒布, わいせつ電磁的記録媒体陳列

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の要望は、頒布の故意がなかったことを認めさせ、不起訴処分を獲得することでした。弁護活動の焦点は、ファイル共有ソフトの仕様に関する依頼者の認識を、客観的な証拠と合わせて捜査機関に説明することに置かれました。弁護士は、依頼者が「アップロードフォルダに入れたファイルだけが他者に公開されると信じており、ダウンロードフォルダのファイルが自動で頒布されるとは知らなかった」という主張を一貫して維持できるよう助言しました。この供述の信用性を高め、頒布の故意がなかったことを説得的に主張する方針を取りました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

弁護士の活動により、依頼者の主張が認められ、検察官による取り調べが行われることなく、児童ポルノ頒布およびわいせつ電磁的記録媒体陳列のいずれの容疑についても不起訴処分となりました。本件は被害者がいる事件でしたが、その性質上、個別の被害者を特定して示談を行うことは困難でした。しかし、頒布の故意がないという核心部分の主張を貫いたことで、刑事処罰を免れる結果になりました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

児童ポルノの関連事例

児童買春・ポルノ製造に加え、特殊詐欺の受け子・出し子も行った事例

依頼者の息子である20代男性は、SNSを通じて知り合った複数の未成年の少女らに対し、金銭の提供を約束してわいせつな画像や動画を撮影・送信させたり、実際に会って性交に及んだりするなどして、児童買春および児童ポルノ製造を行いました。さらに、男性は特殊詐欺グループの一員として、警察官になりすまして高齢者宅を訪問し、キャッシュカードをすり替えて盗む「受け子」と、そのカードで現金を引き出す「出し子」の役割も担い、合計300万円を窃取していました。<br /> はじめに在宅で捜査が進んでいましたが、後に逮捕・勾留され、児童買春等の罪で起訴されました。当時ついていた国選弁護人の対応に不安を覚えたご両親が、今後の見通しや弁護活動について話を聞きたいと、当事務所にご相談に来られました。

弁護活動の結果懲役2年4か月

SNSで知り合った未成年の女性に対する児童買春の事例

依頼者の夫(30代)が、SNSを通じて知り合った未成年の女性に対し、ホテルで現金3万円を渡す約束で性交類似行為をしたとして、児童買春などの容疑で逮捕されました。家宅捜索の後、警察署に連行され逮捕に至ったとのことです。逮捕当初、本人は行為は認めるものの、相手が未成年であるとは知らなかったと否認していました。逮捕の知らせを受けた妻が、今後の手続きや家族としてできることについて不安を感じ、当事務所に相談され、初回接見の依頼に至りました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

アプリで知り合った未成年の女性に対する児童買春の事例

依頼者は20代の会社員の男性です。チャットアプリで知り合った当時未成年の女性に対し、金銭を渡す約束をして性行為に及びました。アプリ上の表示では相手の年齢は20代でしたが、会った際に未成年であると本人から告げられたものの、行為に及びました。事件から約3か月後、警察の家宅捜索を受けて逮捕されましたが、同日中に釈放され在宅捜査となりました。釈放された当日にご本人とご家族が当事務所に来所され、被害者との示談を強く希望されたことから、ご依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分

SNSで知り合った女子高生にした児童買春・児童ポルノの事例

依頼者は30代のアルバイト男性です。SNSで知り合った相手が女子高生で未成年であると知りながら、金銭を渡して性的な行為を行いました。その後、警察官が自宅を訪れ、児童買春・児童ポルノの容疑で家宅捜索と取り調べを受けました。依頼者は児童買春の事実を認めたところ、スマートフォンが押収され、盗撮などの余罪があることも発覚しました。警察からは次回の取り調べ期日を指定され、今後の対応に不安を感じ、当事務所にメールで相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

複数の未成年者に対し児童買春・児童ポルノ製造を行った事例

依頼者は20代の会社員男性です。過去数年間にわたり、出会い系サイトやチャットアプリを通じて知り合った複数の未成年者に対し、金銭を渡して性的な行為を行うなどの児童買春を繰り返していました。その数は10件程度にのぼり、行為の様子を撮影して保存する児童ポルノ製造も行っていました。ある日、過去の事件について警察官が自宅を訪れ、家宅捜索を受けてパソコンなどが押収されました。その後の警察署での取り調べで、依頼者は捜査されていた事件以外の余罪についても自ら供述しました。逮捕はされませんでしたが、今後の刑事処分や捜査の見通しに強い不安を抱き、ご両親とともに当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金80万円

公然わいせつ/頒布等の関連事例

夜行バス内で自慰行為をした公然わいせつの事例

依頼者は40代の会社員の男性です。夜行バスの車内で自慰行為をしたとして、公然わいせつの疑いで警察から呼び出しを受けました。当初、依頼者は隣席の女性に対する痴漢を疑われ、心当たりがないと話していましたが、過去に公然わいせつで捜査を受けた経験もあり、今後の刑事処分や逮捕される可能性に大きな不安を抱いていました。特に、身元引受人として高齢の両親に連絡がいくことを避けたいという強い要望があり、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

飲食店や商業施設内で下半身を露出した公然わいせつの事例

依頼者の息子である20代の会社員男性が、公然わいせつの容疑で逮捕された事例です。男性は、過去にも同様の罪で罰金刑の前歴がありました。本件では、福岡県内の飲食店と商業施設の2か所で、不特定多数の客がいる前で下半身を露出したとされました。警察の取り調べを受けた後、後日、家宅捜索を経て逮捕されました。逮捕の連絡を受けたご両親が、息子を早く釈放してほしいと強く望み、逮捕当日に弊所へご相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

公園での立小便を女性に見られ公然わいせつを心配した事例

依頼者は50代の男性で、鍼灸師の資格を持つ自営業者でした。2023年の夏頃、大阪市内の公園で立小便をしていたところを20代くらいの女性に目撃されたかもしれないとのことでした。警察からの連絡はなかったものの、後日、パトカーに乗った警察官に顔を確認されるようなことがあり、通報されたのではないかと強い不安を感じていました。罰金以上の刑罰を受けると国家資格を失う可能性があることから、刑事事件化を回避したいとの思いで、今後の対応について相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず

コンビニ店内で性器を露出し、故意を否認した公然わいせつの事例

依頼者は50代の会社員男性です。コンビニエンスストアの店内で、ズボンのチャックから自身の性器を露出させたまま、レジカウンターにいる女性従業員にコーヒーを注文するなどしたとして、公然わいせつの疑いがかけられました。依頼者は、事件当日、店へ向かう途中に車内で自慰行為に及び、店に入る際に性器をしまい忘れたと説明し、故意に性器を見せつけたわけではないと否認していました。事件から約10日後、警察から職務質問を受けて取り調べを受け、さらに後日、再度警察署への出頭を求められたことから、今後の対応に不安を感じて当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

電車内で女性客に対し陰茎を露出した公然わいせつの事例

依頼者は30代の公務員の男性です。仕事帰りに乗車した電車の車内で、向かいの席に座っていた女性客に対し、自身の陰茎を露出して自慰行為を行いました。女性にその場で咎められ、駅で降車後に追いかけられましたが、走って逃走しました。事件から約1か月後、依頼者の出張中に警察官が自宅を訪れ、妻が対応しました。その連絡を受けた依頼者が担当刑事へ電話したところ、警察署への出頭を求められました。依頼者は過去にも同様の行為を繰り返したことがあり、警察の取調べを前にして不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分