慰謝料
〔いしゃりょう〕 示談精神的損害に対する損害賠償金。
慰謝料の支払いは被害弁償にすぎないため、示談と違って事件の許しを得るという趣旨を含まない。もっとも、痴漢や盗撮のような精神的損害が賠償の中心となる事件では示談金とほとんど同義の文脈で用いられることも多い。
精神的損害に対する損害賠償金。
慰謝料の支払いは被害弁償にすぎないため、示談と違って事件の許しを得るという趣旨を含まない。もっとも、痴漢や盗撮のような精神的損害が賠償の中心となる事件では示談金とほとんど同義の文脈で用いられることも多い。
捜査機関が違法な手続きで収集した証拠のこと。
違法収集証拠はすべて認められないということはないものの、違法性が重大であるなどの一定の条件のもとでは証拠能力が否定され、裁判で証拠にできなくなる。
「不明確な事実については被告人の有利に扱う」ということを表した格言。
検察官は被告人の犯罪を「合理的疑いを入れる余地がない程度」まで証明できなければ有罪にすることができない。被告人側は自ら無罪の証明をする必要はなく、検察の立証に合理的な疑いの余地があることを提示できれば良い。
無実の罪で犯罪者とされてしまうこと。濡れ衣。
捜査機関やその協力者が、身分や意図を隠して犯罪の実行を働きかけて、相手が応じたところで検挙する捜査手法。
おとり捜査の適法性については争いがあり、実務でも積極的に用いられる捜査手法ではない。判例は一定のケースにおいておとり捜査を許容している。
早朝に行われる逮捕の俗称。
逮捕は被疑者が自宅にいる可能性の高い平日午前中に家宅捜索とともに行われることが多い。周囲や家族への配慮からその場では逮捕せずに、いったん任意同行の形がとられることもある。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。