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交差点での自動車事故で自転車の母子3名を死傷させた過失運転致死傷の事例

事件

死亡事故、過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕からの早期釈放

事件の結果

実刑判決

解決事例まとめ

名古屋支部・中村弘人弁護士が受任した過失運転致死傷の事例。示談は不成立となりましたが、被害者側の過失を主張し、求刑を下回る禁錮2年2か月の判決となりました。

事件の概要

依頼者は40代の女性。自動車を運転中、市内の交差点で3人乗り自転車と衝突し、自転車に乗っていた幼児を死亡させ、母親に重傷、女児に軽傷を負わせました。依頼者は事故直後に過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕されましたが、2日後に釈放されました。警察の取調べでは「赤信号を見落とした」という内容の調書が作成されていましたが、本人は「黄色信号で交差点に進入した」と主張していました。被害者への謝罪も受け入れられず、執行猶予を望み、釈放後に当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致死傷

時期

釈放後の依頼

弁護活動の内容

受任当初、依頼者は信号無視の事実を否認していました。そのため、弁護士は事故調査会社に調査を依頼し、現場の信号サイクル表を取り寄せるなど、客観的な証拠の収集に努めました。検察官に対しては、依頼者の反省状況を毎月報告書として提出し、不起訴処分を求める意見書も提出しましたが、結果として起訴されました。公判では、開示された証拠を精査する中で、依頼者が自身の記憶違いを認めたため、罪を認める方針に転換しました。一方で、被害者側の自転車が幼児2人同乗の安全基準を満たしていないことを突き止め、被害者側にも過失があることを法廷で主張しました。

活動後...

  • その他
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害感情が極めて厳しく、弁護士を通じて謝罪の申し入れを続けましたが、示談交渉は拒否され、成立には至りませんでした。検察官からは禁錮5年が求刑されましたが、最終的に裁判所は弁護側の主張を一部認め、被害者側の過失も量刑上考慮されるべきと判断しました。その結果、判決は求刑を下回る禁錮2年2か月の実刑判決となりました。

結果

禁錮2年2月

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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死亡事故の関連事例

先行車両に続き高齢男性をはねた過失運転致死とひき逃げの事例

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依頼者は30代の会社員男性です。早朝、自動車を運転中に、先行する2台の車両にはねられて路上に倒れていた高齢男性に気づかず、乗り上げてしまいました。何かを踏んだ感覚はありましたが、人だとは思わず、一度は現場付近に戻ったものの、異常を認識できなかったためそのまま立ち去りました。この事故で男性は亡くなりました。後日、警察の捜査により依頼者が特定され、過失運転致死とひき逃げ(道路交通法違反)の疑いで逮捕されましたが、2日後に勾留請求されることなく釈放されました。その後、在宅で捜査が続くことになり、今後の刑事処分の見通しなどに大きな不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

死亡ひき逃げを否認し、嫌疑不十分で不起訴処分となった事例

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依頼者の夫(40代・会社員)は、深夜に市内の交差点で女性を死亡させたひき逃げ(過失運転致死、道路交通法違反)の容疑で逮捕されました。夫自身は、当時現場付近を走行したものの、ゴミのようなものを避けて大回りで左折しただけで、人にぶつかった衝撃や音はなかったと容疑を全面的に否認していました。しかし、事件当日の朝、警察が自宅に家宅捜索に訪れ、夫は任意同行後に逮捕。警察からは、防犯カメラの映像や、夫の車のタイヤに血痕が付着していたことなど、状況証拠が揃っていると告げられました。逮捕の連絡を受けた妻が、今後の対応について不安を感じ、当事務所に電話で相談され、即日依頼となりました。

弁護活動の結果不起訴処分

交差点で右折時、横断歩道の歩行者を死亡させた過失運転致死事件

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依頼者は20代の学生男性です。自動車を運転し市内の交差点を右折する際、横断歩道を渡っていた歩行者に気づかず衝突し、死亡させてしまう交通事故を起こしました。依頼者は事故直後に現行犯逮捕されましたが、翌日には釈放され、在宅のまま捜査が進められました。保険会社を通じて被害者のご遺族との示談を試みましたが、交渉は進みませんでした。事故から約5か月後、検察官から起訴される見込みで、罰金刑では済まない可能性が高いと告げられたため、実刑判決を回避すべく、起訴された後に当事務所へご依頼されました。

弁護活動の結果禁錮2年6か月 執行猶予4年 保護観察付

飲酒後に車で男性を死亡させ逃走した過失運転致死・ひき逃げの事例

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依頼者は30代の自営業の男性です。知人と飲食店で飲酒した後、深夜に自動車を運転中、路上にいた高齢の男性をひいて死亡させてしまいました。依頼者は、何かにぶつかったかもしれないと感じたものの、恐怖心からその場を走り去りました。翌朝、事故現場付近が交通規制されているのを見て不安になり、ニュースでひき逃げ死亡事件として報じられていることを確認。このままではいけないと考え、当事務所へ相談に来られました。弁護士は速やかな出頭を勧めましたが、依頼者は身辺整理のため翌日に出頭することを選択し、その後、逮捕・勾留されました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年

先行車に続き女性をひき逃げし死亡させた過失運転致死等の事例

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依頼者の弟(20代男性・学校関係者)が、深夜に車で国道を走行中、前を走っていたタクシーがはねた80代女性に気づかず、路上に倒れていた女性をひいてしまう事故を起こしました。事故後、男性はパニックになりその場から逃走してしまいました(ひき逃げ)。被害者の女性はその後、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当日の夕方、警察官が男性の自宅を訪れ、男性は過失運転致死と道路交通法違反(救護義務違反等)の容疑で逮捕されました。逮捕の知らせを受けた依頼者(男性の兄)は、今後の手続きの流れや弟がどうなるのかという深い懸念から、当事務所に相談しました。

弁護活動の結果略式罰金30万円

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弁護活動の結果略式罰金50万円

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弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年

センターラインオーバーで対向車と衝突した過失運転致傷の事例

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依頼者は50代の会社員男性です。自動車を運転中、助手席の書類に気をとられ、センターラインをオーバーして対向車と衝突する人身事故を起こしました。この事故により、対向車の運転手に約7日間の怪我を、同乗者には加療約6ヶ月を要する上顎骨骨折などの重傷を負わせました。事故後、警察による捜査を経て書類送検され、検察庁に呼び出されました。検察官から処分は保留中と告げられ、今後の社会生活に及ぼす影響を深く懸念しており、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金50万円