全国24時間 0120-631-276
  1. »
  2. »
  3. 大麻の所持・栽培で逮捕されたら懲役何年?執行猶予になる?

大麻の所持・栽培で逮捕されたら懲役何年?執行猶予になる?

大麻の所持・栽培で逮捕されたら懲役何年?執行猶予になる?

大麻の所持や栽培で逮捕された場合の懲役刑の相場は何年か、執行猶予になる可能性があるのはどのような場合なのか、不起訴で前科がつくことを防ぐことができる場合等について、初犯のケース、再犯のケース、営利目的があるケースなど、類型別にご説明します。

また、早期釈放される可能性や、釈放に向けてとるべき活動についても解説し、大麻で懲役刑をできるだけ軽くするために弁護士に相談・依頼するメリットについても説明します。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
tel icon
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-631-276
岡野武志弁護士
※ 新型コロナ感染予防の取組(来所相談ご希望の方へ)

※ 無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
0120-631-276 無料フォームで問い合わせる ※ 新型コロナ感染予防の取組(来所相談ご希望の方へ)

※ 無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

大麻取締法で定められた懲役と実際の相場は何年?

大麻の所持・譲受・譲渡の懲役は何年?

大麻を、免許等なく所持・譲受・譲渡をした場合の刑罰は、5年以下の懲役です(大麻取締法24条の2第1項)。所持とは、携帯している場合だけでなく、車や家で保管している場合等、自分の支配下にある状態のことを言います。譲受・譲渡は、大麻を買ったり売ったりすることを言います。

大麻の所持・譲受・譲渡の場合、大麻が植物片の状態で、量が微量であれば、不起訴処分で終了し、前科がつかないこともあります。しかし、濃度が濃い大麻樹脂の場合や、量が多い場合は起訴されるのが通常です。罪を軽くするには、弁護士を通じて量や状況から悪質性の低さを主張することが有効です。

大麻の栽培・輸入・輸出の懲役は何年?

大麻を、免許等なくむやみに栽培・輸入・輸出した場合の刑罰は、7年以下の懲役です(同法24条1項)。栽培は、自宅で栽培する他、山中で栽培していた物が見つかるケースもあります。輸出入は、空港等で発見された輸入大麻が追跡され、配送先で受け取った段階で逮捕されるケースがあります。

大麻の栽培・輸出入の刑罰は、量や行為態様によって懲役の期間が変わります。多量に栽培・輸出入していた場合は、営利目的(お金を得る目的)があると認定され、後でご説明するように刑罰が格段に重くなります。いずれにしても大麻には単独の罰金刑がないので、略式裁判で終わることがありません。

大麻の使用・吸うことは合法って本当?

日本では、大麻を吸ったり使用することは合法とされ、罪になりません。これは、大麻が昔から布や食品の材料として利用されてきたこと、違法成分の含有量が少なく法律で禁止されていない茎や種子等を利用して陽性反応が出た場合に、処罰対象外の人を処罰しないようにすることも理由です。

しかし、大麻の使用は合法だとしても、通常は、使用する前提として所持や購入をしています。そこで、使用のために所持していた大麻が見つかったり、ネットに残っていた大麻の購入記録から捜査されるなどして、大麻取締法違反の容疑で逮捕され、刑罰に処せられるケースも多いです。

大麻事件の懲役相場は何年?

大麻の懲役相場は、大麻の量、初犯か再犯か、営利目的の有無等で変わります。所持の場合、初犯で非営利目的なら、起訴されても懲役1~2年・執行猶予3~4年が相場です。しかし、再犯の場合、大麻で執行猶予付判決になって5年以内の場合、再度の執行猶予になるのは困難で実刑の可能性が高まります。

大麻の量も量刑に影響し、過去の裁判では、1gの大麻所持で懲役1年執行猶予3年、大麻170gの栽培で懲役2年6月執行猶予4年の例があります。営利目的がある場合は実刑の可能性が高く、所持は懲役3〜6年・罰金150〜200万円の併科、栽培等は懲役5年・罰金約200万円の併科が相場です。

大麻の懲役刑・量刑が変わる条件は?

大麻で執行猶予になることはある?

大麻には懲役刑か、懲役と罰金の併科しかありません。そのため、起訴され実刑を避けるには、執行猶予付き判決を目指すことが重要です。全国の大麻事件を扱うアトム法律事務所の統計では、起訴された大麻事件のうち、約85%が弁護活動によって執行猶予付で実刑を免れています。

所持、譲受・譲渡の類型では、初犯で営利目的がなければ懲役6か月〜1年で執行猶予3年程度になりやすいです。所持量が多い、常習性がある、営利目的がある場合は実刑の可能性があります。執行猶予を目指す場合は、再犯しないことや家族の支援を、弁護士を通じて裁判官に伝える弁護活動が不可欠です。

初犯だったら大麻の懲役は軽くなる?

大麻の初犯の場合、常習性がないとして、懲役刑が軽くなる可能性は高いです。しかし、大麻の量や形状、個人使用目的か営利目的か等によって、厳しい判断が下される可能性は否定できません。大麻の初犯で懲役を軽くしてもらうには、悪質性の低さを伝えてもらう弁護活動が有効です。

具体的には、前科前歴がないこと、薬物を断つプログラムに参加していること、家族のサポート体制があること、薬物に関わる人物との縁を切ったこと等、再犯防止に向けた取り組みを書面にまとめる等して見える化し、弁護士を介して裁判官の理解を得るよう主張してもらうこと等が効果的です。

前科があったら大麻の懲役は重くなる?

前科があると、大麻の懲役は重くなります。大麻に限らず、薬物事件の量刑の判断には、同種事件の前科・前歴の有無、前回の薬物事件からの経過年数などが考慮されます。大麻で以前不起訴になった場合でも、再犯で不起訴になるのは難しく、執行猶予もつかず、場合によっては実刑になる可能性もあります。

また、大麻で執行猶予付判決を受けてから、5年以内に大麻で再犯をした場合は、執行猶予を付けられず実刑になるのがほぼ確実です。大麻で前科があるけれど罪を軽くしたい場合は、クリニックに通って薬物を断ち切る、互助会で自分を見直す等の対応を取り、弁護活動で裁判官に伝えてもらいましょう。

営利目的で大麻を所持・栽培したら懲役は重くなる?

営利目的で大麻の所持・栽培をした場合、懲役は重くなります。非営利目的の所持・栽培はそれぞれ懲役5年以下、7年以下ですが、営利目的があると、所持は7年以下の懲役・情状で200万円以下の罰金の併科、栽培は10年以下の懲役・情状で300万円以下の罰金の併科が規定されています。

自己使用目的の場合に比べ、営利目的があると懲役が重くなる理由は、社会に対する影響が大きいことが一番の理由です。営利目的の有無は、大麻所持や栽培の量等から判断されます。万が一営利目的が疑われた場合は、弁護活動によって客観的な証拠から営利目的がないことを主張する弁護活動が有効です。

自首したら大麻の懲役は軽くなる?

自首とは、犯罪事実や犯人が発覚する前に、犯人が自発的に捜査機関に罪を申告し、処分を委ねることをいいます。法律では、「罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる」と規定されており(刑法42条)、刑が減軽されることがあります。

大麻でも、自首をすれば刑の減刑をしてもらえる可能性がありますが、その判断は裁判所の判断に委ねられており、自首が成立しても懲役が必ず軽くなるとは限らない点に注意が必要です。大麻で自首をして刑の減軽の可能性を高めるには、自首前に弁護士に相談することをお勧めします。

大麻で懲役刑にならないためにできることは?

大麻で逮捕されたら弁護士に相談を

大麻には単独の罰金刑がないため、起訴されると懲役刑か、懲役と罰金の併科になります。そのため、大麻で懲役刑にならないためには、逮捕前の段階でも、逮捕後でも、できるだけ早く弁護士に相談し、逮捕後の流れや取調べの対応、家族を含めた支援体制を整えておくことが重要です。

特に、できるだけ早い段階で弁護士に相談し、取調べのアドバイスを受けておくことは非常に重要です。黙秘権の適切な使い方や、事実と異なる内容の供述調書が作成された場合の対応方法、違法な取り調べを受けた場合の記録方法等を聞いておくことは、今後の刑事手続きの流れにおいても非常に有効です。

大麻での自首に同行することも可能

大麻事件が捜査機関に発覚する前に、自ら罪を申告して処分をゆだねる自首をすることで、刑の減軽をしてもらえる可能性があります。しかし、自ら警察署に一人で出向くことには不安が大きいと思います。弁護士に依頼すれば、警察署等に自首する際の同行をしてもらうことも可能です。

弁護士が自首に同行するメリットには、その後の取調べのアドバイスを受けられること、捜査機関の無茶な取り調べを抑止する心理的圧力になりえること、反省の情が伝わりやすいことがあります。同行のみ依頼するか、その後の弁護活動も依頼するかで弁護士費用が変わるので、まずは相談してみましょう。

大麻で早期釈放・保釈を目指す

大麻で逮捕されると、逃亡や証拠隠滅の恐れ等が疑われ、多くの場合で10日間、最長20日間の勾留が決定されます。アトム法律事務所の統計でも、逮捕後約80%が勾留されています。勾留を阻止できなくても早期釈放を目指すには、不起訴で釈放を目指す弁護活動を依頼することが有効です。

また、起訴後は、保釈による釈放で早期釈放を目指す活動が重要です。大麻で保釈してもらうためには、逃亡や証拠隠滅の恐れがなく、身柄拘束が続くと社会生活の不利益が大きいこと等を主張します。保釈請求は本人や一定の親族もできますが、釈放実現のためには弁護士に依頼することをお勧めします。

大麻で懲役刑にならないため不起訴を目指す

大麻で懲役にならないためには、不起訴処分を目指すことが重要です。不起訴になれば、前科がつくこともありません。懲役刑しかない大麻でも、弁護活動によって不起訴処分を獲得できる場合があります。統計上、大麻では約50%が不起訴になっています(令和元年版「犯罪白書」)。

大麻で不起訴になるには、検察官に、初犯で常習性がない、薬物治療の経緯、家族のサポート体制等を伝え、悪質性が低いことを主張する弁護活動が不可欠です。勾留されやすい大麻では、勾留満期までにこれらの体制を整える必要があるので、できるだけ早く弁護士にご相談ください。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-631-276
岡野武志弁護士
※ 新型コロナ感染予防の取組(来所相談ご希望の方へ)

※ 無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

代表弁護士岡野武志

監修者情報

アトム法律事務所
代表弁護士 岡野武志

第二東京弁護士会所属。ご相談者のお悩みとお困りごとを解決するために、私たちは、全国体制の弁護士法人を構築し、年中無休24時間体制で活動を続けています。

大麻の関連記事

大麻で不起訴になるには?前科をつけないために

大麻で不起訴になるには?前科をつけないために

大麻で不起訴になって前科がつかなければ、学校や仕事への影響なく、元の生活に戻ることができます。初犯、…

2022/05/23
pixta 33665554 L 1

大麻の犯罪行為と刑罰|まずは弁護士にご相談を

大麻取締法で処罰されるのはどのような行為か、大麻に絡んで何をしたらどのような刑罰を受ける可能性がある…

2022/01/11
pixta 42040404 L 1

大麻で逮捕されたときの流れ|家族が捕まったらすぐ弁護士に相談を

大麻の容疑で逮捕されるのはどのような場合か、逮捕の流れはどのようなものか、また逮捕後の手続きや釈放の…

2021/12/16
大麻は初犯でも逮捕・前科になる?子供や家族を薬物から救うために

大麻は初犯でも逮捕・前科になる?子供や家族を薬物から救うために

大麻事件にご家族やお子様が巻き込まれ、逮捕・勾留された場合の早期釈放や面会の可能性、初犯の場合の刑罰…

2021/12/16
大麻で再犯…実刑になる?二回目でも執行猶予になるためのポイント

大麻で再犯…実刑になる?二回目でも執行猶予になるためのポイント

大麻事件で再犯を起こしてしまった場合、前回の大麻事件での処罰の内容や今回の事件内容の重さ、前回の事件…

2021/12/16