2025年6月より、懲役・禁錮刑が「拘禁刑」に統一されました。
「盗撮がバレて逮捕されるか不安…」
「盗撮で自首すべきか決心がつかない」
盗撮をしてしまい、バレてしまったことへの恐怖と逮捕への不安を感じている方は多いです。まだ逮捕されていない方の中には、自首を検討している方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、盗撮事件において、正しいタイミングと方法で自首をすることは、逮捕を回避し、周囲に知られずに解決するための最も有効な手段です。
しかし、何も知らずに自首してしまうと、自首後に逮捕されるリスクや周囲に知られてしまうリスクが高まります。
この記事では、盗撮事件を数多く扱ってきたアトム法律事務所が、盗撮で自首するメリットと自首と出頭の違い、弁護士同行を依頼すべき理由などを詳しく解説します。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。
目次
盗撮で自首するメリット5選
盗撮をしてしまい、後悔と不安に押しつぶされそうな方にとって、自首は逮捕を回避し、周囲に知られずに解決するための最も有効な手段です。
ここでは、刑事事件の実務における「自首」の具体的なメリットを5つ解説します。
盗撮で自首するメリット5つ
- 逮捕回避
- 報道回避
- 刑罰が軽くなる(減刑・不起訴)
- 職場や家族にバレるリスクを抑えられる
- 示談交渉がしやすくなる
(1)逮捕回避
自首の最大のメリットは、逮捕を回避し、働きながら・学校に通いながら解決を目指せる可能性が極めて高くなることです。
そもそも警察が逮捕をする主な理由は「逃亡」や「証拠隠滅」を防ぐためです。自ら警察署に出向く行為は、捜査機関に対して「逃げも隠れもしない」という意思表示になるため、逮捕の必要性が低いと判断されやすくなります。
盗撮をして自首を検討されている方は「盗撮がバレて逮捕されるかもしれない」「家に警察が来て突然逮捕されるかもしれない」と不安に感じながら生活している方が多いでしょう。自首によって、逮捕の可能性を大幅に下げることができます。
盗撮の逮捕についてはこちらの記事で詳細に解説しています。併せてご覧ください。
(2)報道回避
盗撮事件は、報道されるおそれがあります。報道されるタイミングは逮捕直後や、逮捕後に検察官送致された後が多いです。
自首によって逮捕を回避すれば、報道されるリスクをきわめて減らすことができます。
特に事件が実名報道されてしまうと、社会的なデメリットが非常に大きくなります。自首することで逮捕を回避できれば、報道も回避できる可能性が高まります。
関連記事
・盗撮事件が実名報道されるのは逮捕直後?弁護士が教える報道対応
(3)刑罰が軽くなる可能性がある
自首は、法律によって明確に定められた「減刑(減軽)の事由」です。
刑法42条1項には「罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる」と記されています。自首が認められると、刑罰が軽くなる可能性が出てきます。
もっとも、実際に刑罰が軽くなるかどうか自動的に決まるものではありません。裁判官が、事件の内容、反省の程度、被害の大きさ、被害回復の状況などを総合的に見て判断します。それでも、自首は一般に有利な事情として考慮されやすいです。
さらに重要なのが不起訴処分を得られる可能性が高まる点です。自首によって反省の態度を示し、早期に被害者との示談を進めることができれば、検察官が「起訴する必要はない」と判断し、前科がつかずに事件が終了するケースも多くあります。
どの程度刑罰が軽減されるのか詳しく知りたい方は、『自首すれば減刑される?法律上の要件と方法、弁護士に相談すべき理由をわかりやすく解説』の記事をご覧ください。
(4)職場や家族にバレるリスクを抑えられる
盗撮で後日逮捕されるときは、事前連絡なしに自宅や職場に警察が来ます。自宅や職場に警察が来ると、家族や職場にバレてしまうリスクは非常に高まります。
また、逮捕によって一定期間仕事を休まざるを得なくなると、職場に事件が発覚し懲戒処分や解雇につながるケースがあります。周囲の人に知られるリスクも高まり、精神的な負担も大きくなります。
自首をして在宅捜査になれば、逮捕による社会的な影響を最小限に抑えられます。
(5)示談交渉がしやすくなる
盗撮事件では、被害者との示談が重要です。被害者は直接加害者と接触することを嫌がるので、通常は弁護士を通じて示談交渉を行います。
自首は、示談交渉の際にも罪を認め、反省していると示す事情になります。自首したことにより、示談交渉がスムーズに進む可能性があるでしょう。
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盗撮で自首するデメリットはある?

盗撮で自首するデメリットは、被害届が提出されていなかった場合、自首したことで犯罪事実が警察に発覚してしまうことです。
自首しなければ捜査が開始されるリスクが低かった事件も、自首により捜査が開始されることがあります。
また、一般的に可能性は低いですが、自首したことでそのまま逮捕されてしまうリスクもゼロではありません。すでに捜査が始まっている事件や、被害者が多数いるような事件では、逮捕のリスクがあります。
さらに、逮捕の有無にかかわらず、犯罪事実が警察に発覚後に、捜査次第では刑事処分を受ける可能性もあります。
自首が成立する条件とは?「出頭」との違い

「警察に行く」という行為は同じでも、法的に「自首」として扱われるか、単なる「出頭」として扱われるかによって、その後刑事処分の内容は大きく異なります。
結論から言うと、「警察がまだ犯人を特定できていない段階」で自分から名乗り出ることが「自首」です。すでに警察が犯人を特定しており、逮捕状が出ているような状態で出向いても、「自首」ではなく「出頭」となり、法律上の減刑メリットは受けられません。
自首と任意出頭の違い
| 自首 | 任意出頭 | |
|---|---|---|
| タイミング | 犯人の特定前 | 犯人の特定後 |
| 成立の効果 | 刑が軽くなる可能性あり | 刑が軽くなる可能性あり |
自首と出頭の違いについて詳しく知りたい方は『自首と出頭にはどんな違いがある?警察に自ら出向くとどうなるのか』の記事をご覧ください。
盗撮で自首した後の流れと警察での取り調べ
「警察署に行ったら、厳しい取り調べを受け、そのまま逮捕されるのではないか…」 そんな恐怖を抱えている方も多いでしょう。しかし、自首の手順と流れを事前に把握しておけば、パニックにならずに落ち着いて対応できます。
ここでは、自首の前段階から自首を行った際の標準的な流れを時系列で解説します。
警察署に電話して指定された日時に出頭
自首はいきなり警察署に行っても、担当の警察官が不在で長時間待たされたり、「今日は帰って」と言われたりすることがあります。精神的な負担を減らすためにも、事前の電話連絡が推奨されます。電話では警察署に出頭する日時の調整を行いましょう。
自首当日の持ち物
自首する際は、身分証のほか、盗撮に使ったカメラやスマートフォンなどの証拠を持参してください。パソコンやSDカードなどの記録媒体なども提出すると良いでしょう。
全ての証拠を提出することで、証拠隠滅のおそれを否定し、逮捕や家宅捜索を回避しやすくなります。
自首の持ち物
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
- 盗撮に使用したスマートフォンやカメラ
服装はスーツである必要はありませんが、清潔感のある私服で行くのが無難です。
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・盗撮の余罪が発覚する可能性は?警察はどこまでデータを復元して捜査する?
自首後は取り調べが行われる
警察署に自首すると、「いつ、どこで、何を、どのように盗撮したか」「なぜやったのか」などを聞かれ、警察官がパソコンで供述調書を作成します。 完成した調書は最後に読み聞かされます。
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・警察の事情聴取(取調べ)をどう乗り切る?不利にならない対応と今後の流れ
逮捕の必要がないと判断されれば在宅事件
取り調べや証拠品の押収などの全ての手続きが終わると、自首の場合は「証拠隠滅のおそれ」「逃亡おそれがない」と判断され、逮捕されずにそのまま帰宅できる(在宅捜査になる)ケースが大半です。
帰り際に担当刑事から、「次は〇月〇日に来てください」「検察庁から呼び出しがあったら行ってください」といった今後の指示を受けます。
その後、必要に応じて検察官からも呼び出され、最終的な処分が決められます。
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・在宅事件の流れを解説|起訴率は低い?逮捕される刑事事件との違い
・盗撮で逮捕されなくても在宅捜査で起訴される?後日逮捕の可能性は?
盗撮で自首したほうがいいケースは?
盗撮事件で自首すべきかの判断は、個別の事案によります。
しかし、一般的に盗撮の証拠が残っていると考えられる場合は、自首したほうがいいケースが多いです。
駅や商業施設で盗撮したケース
駅や商業施設には防犯カメラが多数設置されています。特に駅ではSuicaなどの磁気定期記録が証拠となり、犯人が特定されることもあるため、自首したほうがいいケースが多いでしょう。
また、人が多い時間帯では、被害者に見つからなくても、目撃者がいることも多いです。
証拠が残っている場合には、証拠をもとに捜査が進められて逮捕される場合があります。突然自宅や職場に警察が来ることも考えられます。逮捕を回避したい方は早めに自首したほうがいいケースが多いです。
カメラを設置して盗撮したケース
トイレや更衣室などの衣服を脱ぐ場所に、カメラを仕掛ける盗撮の場合、仕掛けたカメラは盗撮の証拠になります。
被害者に見つからなくても、カメラを発見した人物が通報すれば、盗撮事件として捜査が行われる可能性が高いです。
盗撮用に設置されたカメラなので、通常、カメラの持ち主が犯人だと推認されます。カメラは解析に回され、カメラに自身の顔などが映っていた場合には、極めて逮捕につながりやすい証拠といえます。
「盗撮でカメラを設置し、回収に戻ったらカメラがなくなっていた」といったケースでは、早めに自首したほうがいいでしょう。
一人で警察に行くのが怖い方へ|弁護士同行を依頼すべき理由
「自首したほうがいいのかもしれない」と頭でわかっていても、自首が怖いことは当たり前です。
その場合は、弁護士に自首同行してもらうという手段があります。弁護士がそばにいるかどうかで、当日の精神的な安心感は大きく変わります。
弁護士同行を依頼すべき理由
弁護士同行の自首では、事前に弁護士と十分な打ち合わせを行い、必要な準備を整えたうえで、警察署と出頭日時を調整します。行き当たりばったりで警察に向かうのではなく、計画的かつ冷静に対応できるのが大きな特徴です。
また、弁護士が同行することで、警察に対して必要な情報を正確に伝えられます。必要に応じて逮捕の必要性がないことを法的観点から主張できるため、逮捕のリスクも下がります。
弁護士が同行して自首するメリット
| 弁護士が同行して自首 | 一人で自首 | |
|---|---|---|
| 取り調べの態度 | 適正な手続き・態度となる可能性 | 高圧的になる可能性 |
| 逮捕のリスク | 低くなる | あり |
| 自首内容 | 正しく伝達可能 | 曖昧になる恐れあり |
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・自首同行のメリットと必要性は?自首同行の流れや弁護士費用のポイント
家族にバレたくない方は「身元引受人」を弁護士に
自首をして逮捕されなかったとしても、警察署から解放される際、ほぼ必ず身元引受人の迎えが必要になります。
警察官から「誰か迎えに来る人はいますか?」と聞かれた際、通常は同居の家族や両親を呼ぶことになります。しかし、これでは警察署に家族を呼ぶことになり、その場で事件が全てバレてしまいます。
「家族関係が壊れるのだけは避けたい」「家族にバレずに事件を解決したい」と考えている方に向けて、弁護士による自首同行は唯一の解決策になり得ます。弁護士を身元引受人にすることは、ご自身の平穏な日常を守るための非常に有効な選択肢です。
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・身元引受人の条件や必要な場面とは?逮捕されたら家族ができること
アトム法律事務所の解決事例(自首同行)
アトムの解決事例(自首同行で不起訴)
飲食店内のトイレにおいて、コンセント型カメラを設置し盗撮をしたとされたケース。店員がカメラを発見し警察に届け出た。迷惑防止条例違反の事案。
弁護活動の成果
依頼者と共に自首に同行。被害店舗の店長と示談を締結し贖罪寄付も行った結果、不起訴処分となった。
弁護士の自首同行で逮捕回避
盗撮の自首に関するよくある質問
Q.盗撮で自首すれば逮捕されませんか?
盗撮に使ったカメラやスマートフォンなどの証拠を持参して自首をすることで、逮捕のリスクを大幅に下げることが可能です。
自首は「逃亡や証拠隠滅のおそれがない」と判断される材料になるため、逮捕されず、在宅のまま捜査が進むケースが多くなります。
Q.盗撮が自首扱いにならなければ意味はない?
刑を軽くするために自首したにもかかわらず、すでに犯人が発覚していた場合は、法律上の自首ではなく任意出頭の扱いになります。
しかし、自首が成立しなくても無意味ではありません。
自主的に出頭して、盗撮したことを認め、真摯に反省している姿勢を示すことは、自首のメリット同様に今後の刑事処分が有利に働く事情になります。
Q.盗撮で自首しなくていいこともある?
相談内容によっては、事件化のリスクがほとんどなく、あえて自首をする必要性まではないと考えられることもあります。
自首の最大のデメリットは言うまでもなく「犯罪事実が捜査機関に発覚すること」です。そのため、依頼者にとっての最善の結果を考えたときに、自首を勧めないという判断になることもあります。
また、自首を勧めるかどうかの判断は、弁護士の考え方によっても変わってくることもあります。
最終的な決断はご自身でしなければなりません。相談する弁護士は、盗撮事件の経験が豊富な弁護士を選ぶようにしましょう。
Q.自首後に刑事事件として立件されないケースはある?
自首をしたとしても、被害届も出ておらず、確たる証拠もないため本人の供述のみでは嫌疑が不十分であるような場合には、そもそも刑事事件として立件されないということがあります。
この場合、スマートフォン等のチェックをして何も出てこなければ、当日の事情聴取のみで手続きが終わります。
何らかの画像が出てきたとしても、厳重注意を受けて、警察確認の元でデータを削除して警察限りの処分(不送致)で終わりということもあるようです。
盗撮で自首すべきかお悩みの方へ
盗撮事件は、時間が経てば経つほど防犯カメラの解析などが進み、逮捕される可能性が高まります。
「警察に行くのが怖い」「家族にバレたらどうしよう」と悩んでいるこの瞬間も、捜査の手は止まっていません。しかし、弁護士に相談して自首同行してもらえば、逮捕を回避し、日常生活を取り戻すことができます。
アトムは24時間365日相談予約を受付中
アトム法律事務所に日々寄せられている盗撮事件の相談例は以下のようなものがあります。
駅のエスカレーターで、女性のスカートの中を盗撮してしまいました。被害者の方に見つかったかは分かりませんが、他の方に目撃されたような気がします。逃げるようにその場を離れました。もしかしたら通報されているかもしれません。防犯カメラなどに顔が映っている可能性もあります。いつ警察が来るか毎日が不安です。私は、自首すべきでしょうか。
こんな時、ご自身でいくら思いを巡らしても、見通しがつかないので、不安が付きまとうのは当然です。
一人で不安を抱えたまま毎日を過ごすよりも、まずは弁護士に相談をしてみましょう。
盗撮事件を多数扱っている刑事事件に強い弁護士であれば、ご相談者様の具体的な事情をお聞きした上で、今後の刑事処分の可能性や自首が必要かどうか明確な方向性を示すことが可能です。
早期に弁護士に相談したことで逮捕や職場への発覚を回避できた事例も多くあります。アトム法律事務所は24時間365日いつでも相談予約を受付していますので、まずは気軽にお問い合わせください。
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- 逮捕回避・早期釈放
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弁護士への相談が早いほど盗撮事件がスピーディーに解決し、平穏な生活に戻れるのも早くなります。
アトム法律事務所は刑事事件に注力する事務所としてこれまでに数多くの盗撮事件を解決してきた経験と実績があります。





