1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース1025

業務用車両で電動車椅子の男性をひき逃げし死亡させた過失運転致死の事例

事件

ひき逃げ、死亡事故、過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・貞祐有一弁護士が担当した、過失運転致死及びひき逃げの事件です。示談は不成立でしたが、懲役3年、執行猶予5年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は30代の会社員で、深夜に業務用車両でゴミの回収作業を行っていました。その際、市内の路上で電動車椅子に乗っていた60代の男性と接触し、転倒させ死亡させたとして、過失運転致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されました。通行人の通報により事件が発覚し、警察の捜査を経て、依頼者は後日自宅で逮捕されました。依頼者本人は一貫して「事故を起こした認識はない」と容疑を否認していました。逮捕の連絡を受けたご両親が、息子の状況を確認してほしいと当事務所に相談され、弁護活動を開始しました。

罪名

過失運転致死, 道路交通法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は一貫して事故の認識がないと否認していたため、弁護活動は無罪主張を軸に進められました。担当弁護士は、検察側から開示された証拠を丹念に精査しました。特に、道路に残された擦過痕、現場周辺の防犯カメラ映像、実況見分調書などを丁寧に検討する中で、事故当時、依頼者の車両と被害者との間に自転車が駐輪されており、それが視界を遮っていた可能性を発見しました。この新たな事実を基に、公判では依頼者に事故の予見可能性がなかったことを主張しました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者遺族との示談交渉を行いましたが、刑事裁判の判決までに合意には至りませんでした。ただし、依頼者の勤務先が加入していた任意保険による補償は行われています。公判では、弁護士が無罪に向けた主張を尽くしましたが、第一審判決は懲役3年、執行猶予5年でした。依頼者は起訴後に保釈が認められており、実刑には至りませんでした。

結果

懲役3年 執行猶予5年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

ひき逃げの関連事例

ひき逃げ事件の捜査中に覚醒剤使用が発覚した事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は50代の男性。深夜、自動車を運転中にアンダーパスのある道路で人身事故を起こし、被害者に約2か月の怪我を負わせたにもかかわらず、その場を立ち去ってしまいました(ひき逃げ及び過失運転致傷)。依頼者は過去の薬物事件で執行猶予中であり、実刑判決を恐れて警察からの呼び出しを拒否している状況で、当事務所に相談されました。その後、依頼者はひき逃げ等の容疑で逮捕され、さらに逃亡生活中に覚せい剤を使用・所持していたとして、覚せい剤取締法違反の容疑で再逮捕されました。

弁護活動の結果懲役2年(うち4か月の執行を2年間猶予)

横断歩道で歩行者に接触し骨折させた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は30代の男性で、医療従事者として勤務されていました。自家用車を運転し、自宅近くの交差点を左折する際、横断歩道を渡っていた歩行者の足に接触し、骨折させてしまいました。依頼者は事故に全く気が付かず、そのまま自宅へ戻りましたが、約1時間後に警察官の訪問を受けました。被害者が車両のナンバーを覚えており、通報したことで事故が発覚したのです。当初は物損事故として扱われていましたが、後日、被害者の骨折が判明したため人身事故に切り替わり、過失運転致傷の疑いで捜査が進められることになりました。警察から取調べに呼ばれた依頼者は、不起訴処分を獲得し前科が付くことを回避したいと考え、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

バイクと接触し現場を離れた過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は50代の会社員の女性です。車で市内の交差点を右折する際、歩行者を確認していたところ、対向してきたバイクに気づかず接触してしまいました。交通量が多い場所だったため、少し進んでから確認のため現場に戻るとバイクが倒れていました。既に救急車は呼ばれており、依頼者自身が警察に通報しました。しかし、警察からは一度現場を離れたとしてひき逃げ(道路交通法違反)として扱われることになりました。被害者の方は顔を4針縫う怪我を負われました。依頼者は、ひき逃げの扱いに納得がいかず、前科が付くことや運転免許が取り消されることを避けたいという強い思いから、当事務所に相談し、ご依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分

自動車で歩行者に接触し逃走した過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten carWoman

依頼者は30代の会社員男性です。ペーパードライバーでしたが、納車されたばかりの車を運転中、都内の路上で歩行者の女性に接触する事故を起こしました。接触した認識はあったものの、パニック状態だったこともあり、救護措置等をとらずにその場から走り去ってしまいました(ひき逃げ)。数日後、警察から連絡があり、被害届が提出されていることを知らされます。警察署へ出頭して事情聴取を受けたところ、被害者の女性は骨折していたことが判明しました。依頼者は前科前歴がなく、今後の刑事処分や会社への影響を大変心配され、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

トラックで男性を轢き、気づかず走行した過失運転致死・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は50代の運送会社役員の男性です。仕事でトラックを運転中、国道で道路上に横臥していた男性を轢いてしまいました。依頼者は何か物を踏んだ程度の認識しかなく、人であるとは気づかずに十数キロメートルにわたり走行を続けました。その後、異常音に気づいて駐車場に停車したところ、車体の下に人が挟まっているのを発見し、警察に通報しました。しかし、轢かれた男性はすでに死亡していました。依頼者は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の2日後、今後の見通しや対応に不安を感じた依頼者の妻が弊所に相談に来られ、弁護活動を開始することになりました。

弁護活動の結果不起訴処分

死亡事故の関連事例

制限速度を超過してバイクに追突し死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は20代の会社員男性。勤務先からの帰宅途中、自動車を運転し、県内の道路を走行していました。追い越しを行った後、制限速度を大幅に超過する時速約90キロで走行中、後方の車に気を取られて前方への注意が不十分となり、前方を走行していたバイクに追突してしまいました。この事故により、バイクを運転していた40代の男性が死亡しました。被害者遺族との示談交渉が終わらないまま検察庁から呼び出しを受け、起訴される見込みとなったため、弊所に相談されました。

弁護活動の結果禁錮2年6か月 執行猶予5年

交差点での衝突事故で同乗の母親が死亡した過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carCar

依頼者は40代の女性。軽トラックを運転中、市内の交差点を右折する際に直進してきたダンプカーと衝突する事故を起こしました。この事故で、助手席に同乗していた依頼者の実母が亡くなり、依頼者自身も軽傷を負いました。事故時の信号の色について、依頼者の記憶と相手方運転手や目撃者の証言に食い違いがありました。その後、警察の取調べで意図しない内容の調書が作成されたことに不安を感じ、今後の刑事処分や、免許取消の通知が来た行政処分について相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

先行車両がはねた被害者に接触し、過失運転致死で捜査された事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の男性です。家族を乗せて自動車で道路を走行中、先行する車両が交通誘導員をはねる事故を目撃しました。空中に跳ね上げられ、地面に落下してきた被害者に、依頼者の車両が接触してしまい、被害者は亡くなられました。当日の実況見分で、警察官から「わき見運転だ」と強く言われたこと、また、今後数回にわたり警察署で話を聞きたいと言われたことから、刑事処分に強い不安を覚えました。自身に過失はないとして容疑を否認したいと考え、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

飲酒後に車で男性を死亡させ逃走した過失運転致死・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は30代の自営業の男性です。知人と飲食店で飲酒した後、深夜に自動車を運転中、路上にいた高齢の男性をひいて死亡させてしまいました。依頼者は、何かにぶつかったかもしれないと感じたものの、恐怖心からその場を走り去りました。翌朝、事故現場付近が交通規制されているのを見て不安になり、ニュースでひき逃げ死亡事件として報じられていることを確認。このままではいけないと考え、当事務所へ相談に来られました。弁護士は速やかな出頭を勧めましたが、依頼者は身辺整理のため翌日に出頭することを選択し、その後、逮捕・勾留されました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年

過失運転致死傷の関連事例

交差点での自動車と原付バイクの衝突による過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は40代の会社役員で、乗用車を運転中に交通事故を起こしました。現場は信号機のない都内の交差点で、依頼者は一時停止後に発進したところ、右手から進行してきた原付バイクと衝突しました。この事故で、バイクの運転手は左足首を骨折するなどの怪我を負いました。依頼者側の過失割合が9割と判断されていました。事故から約10か月後、警察の捜査を経て検察庁から呼び出しがかかりました。今後の刑事処分に不安を感じ、減刑を希望して、検察庁での取り調べを翌日に控えたタイミングで当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

自動車運転中にバイクと接触したが事故に気づかず走り去ったひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は50代の自営業の男性です。雨天時に市内の道路で自家用車を運転中、バイクと接触する事故を起こしました。しかし、依頼者自身は濡れた段ボールを轢いた程度の認識しかなく、事故が起きたことに気づかずにそのまま現場を走り去りました。被害者は両足首の捻挫とあごに擦り傷を負っていました。後刻現場に戻った際に警察官から事情聴取を受け、ひき逃げ(救護義務違反)の疑いをかけられました。後日、警察からポリグラフ検査を行うと通告されたため、今後の刑事罰への対応について相談するため、当事務所に来所されました。

弁護活動の結果不起訴処分

自動車運転中に高齢者をはねて死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は40代の女性です。早朝、お子さんを駅まで送るために自動車を運転していたところ、信号や横断歩道のない道路を横断していた80代の高齢者をはね、死亡させてしまいました。事故現場は日の出前で暗く、依頼者の車は制限速度の時速40キロを超える時速約66キロで走行していました。事故後、依頼者はすぐに救急車を呼ぶなど救護活動を行いましたが、被害者の方は搬送先の病院で死亡が確認されました。その後、警察の捜査が開始され、ドライブレコーダーが押収されました。後日、警察から再度現場検証で呼ばれる予定だと伝えられたことから、今後の刑事手続きや処分の見通しに強い不安を抱き、ご主人と一緒に当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

ひき逃げと薬物使用が疑われたが、示談により事件化を回避した事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は20代の男性で、過去に薬物事件での逮捕歴(前科はなし)がありました。依頼者は飲酒後に自動車を運転中、市内の路上で対向車線を走行していた車両と衝突する事故を起こしました。相手車両の運転手は軽傷を負いました。事故当時、依頼者は大麻やコカインを使用していたため、薬物検査による発覚を恐れてその場から逃走しました(ひき逃げ)。さらに、この事故とは別に、駐車場のゲートバーを破損させて逃走した器物損壊事件も起こしており、そちらは被害届が出されていました。警察がまだ介入していない段階で、自身の複数の犯罪行為が事件化することを強く恐れ、今後の対応について相談するため当事務所に来所されました。

弁護活動の結果事件化せず

バイクとの接触を否認し、ひき逃げを疑われた過失運転致傷事件の事例

eyecatch policetel

依頼者は50代の会社員の男性です。車で走行中、原付バイクの運転手から「バイクと接触した」と呼び止められました。依頼者には接触した体感がなく、相手のバイクも転倒していなかったため、何かの間違いだろうとその場を離れました。しかし後日、警察から連絡があり、ひき逃げ(救護義務違反)の疑いで強く詰問を受けました。相手方がむち打ちの診断書を提出したことで、過失運転致傷の容疑もかけられました。警察は、車のタイヤとバイクのマフラーが接触したという見立てでしたが、依頼者は容疑に全く納得できず、刑事処分を回避したいと当事務所に相談しました。

弁護活動の結果不起訴処分

道路交通法違反の関連事例

無免許運転で事故後、知人に身代わり出頭を依頼した犯人隠避教唆の事例

依頼者は30代の会社員の男性で、過去に多数の交通前歴や罰金前科がありました。ご相談のきっかけは、無免許で社用車を運転中に高速道路上で壁に衝突する自損事故を起こしたことでした。依頼者は車を横転させたまま道路上に放置し、その場を立ち去りました。さらに、自己の刑責を免れるため、知人に連絡し、身代わりで警察に出頭するよう教唆しました。その後、依頼者自身が警察に出頭して犯行を認めたものの、今後の処分や逮捕の可能性について強い不安を抱き、LINEを通じて当事務所へ相談。後日、大阪支部にて来所相談し、正式に依頼されました。

弁護活動の結果懲役2年 執行猶予3年

ひき逃げ(過失運転致傷)を疑われ自首するも、不起訴となった事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社員の男性です。通勤中に自動車を運転中、片側一車線の道路で車体の側面に何かがぶつかったような感触を覚えました。当時、道路脇には小学生の集団がいました。少し先で車を停め、歩いて現場に戻りましたが、誰もいなかったため、そのまま走り去りました。しかし、翌日に現場付近で警察が事故の目撃情報を求める立て看板を設置しているのを発見し、自分が起こした事故かもしれないと強い不安を抱きました。ひき逃げとして扱われることを懸念し、今後の対応について相談するため当事務所に来所されました。

弁護活動の結果不起訴処分

横断歩道で自転車と接触し走り去ったひき逃げ(過失運転致傷等)の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は50代の公務員の男性です。自動車を運転中、市道の交差点を右折した際、横断歩道を走行していた自転車に接触し、乗っていた高校生を転倒させました。被害者がすぐに立ち上がって去っていったため、大丈夫だと判断し、救護措置等を行わずにその場を離れてしまいました。約20日後、警察が自宅を訪れ事件が発覚し、在宅のまま捜査が進められました。事故から約4か月後、過失運転致傷と道路交通法違反の罪で起訴され、起訴状が届きました。被害者との示談が成立しておらず、不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

原付で自転車と衝突した過失運転致傷・道路交通法違反の事例

eyecatch kasitsuunten motorcyclePerson

依頼者は40代の公務員の方です。通勤中に原動機付自転車を運転し、T字路で一時停止していたところ、スマートフォンを見ながら自転車で走行してきた未成年の男性と衝突しました。被害者男性は転倒後、急いでいたため起き上がって走り去りました。依頼者は声を掛けたものの、その場を立ち去ってしまいました。翌日、警察から連絡があり、事故の報告義務違反と過失運転致傷の疑いで取り調べを受けることになりました。警察からは「当て逃げやひき逃げではない」と説明されたものの、今後の対応に不安を感じ、当事務所へ相談されました。当初、依頼者は衝突していないと認識していましたが、後に防犯カメラの映像で事実を認めました。

弁護活動の結果不起訴処分

免許停止中に追突事故、無免許運転で起訴された事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は20代の会社員の男性です。過去に複数回の交通違反で免許停止処分を受けているにも関わらず、乗用車を運転中、市内の路上で赤信号停車中の車両に追突する人身事故を起こしました。被害者の通報で駆け付けた警察官に自ら免許停止中であることを申告し、現行犯逮捕されました。逮捕から2日後に釈放されましたが、後日、道路交通法違反(無免許運転)の罪で在宅のまま起訴され、裁判所から起訴状が届きました。前歴も複数あることから、今後の刑事処分に大きな不安を抱き、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役8か月 執行猶予3年